JICA海外協力隊員の渡航再開について

2020年10月29日

JICAは、一部地域において新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着きを見せていること、入国/検 疫措置を緩和する国が出てきたこと、国際航空便が再開基調にあることを踏え、安全と健康に留意しつつ、条件の整った国から順次段階的に専門家などのODA関係者の渡航を再開しています。これを受け、協力隊員につきましても、次の考え方に沿って渡航再開を国毎、案件毎に進めていくことといたしました。

(1)渡航再開の決定にあたっては、任国において感染状況が落ち着きを見せていること、本邦と任国間の移動ができること、任国での 医療ケアが十分に受けられること等の条件が整っていることを確認します。
(2)国毎の条件確認に加え、本人の意向、任地の状況や活動・生活環境を確認し、必要に応じて任地、配属先、活動内容等を見直します。
(3)任国への渡航再開が決定されたとしても、個々の協力隊員の渡航可否は各人の健康状態を確認した上で判断します。

現在、渡航再開の条件を満たしていると判断したベトナム について、協力隊員の渡航再開に向けて準備を始めています。また、タイ・カンボジアについて、案件毎に渡航再開の最終検討に入っています。

今後の渡航再開情報については、JICA 海外協力隊ホームページ上で更新します。

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