エチオピアでは、多くの人が安全な水と衛生施設へのアクセスから取り残されています。日本は1970年代から給水施設の建設、1998年から水分野の技術研修・訓練を担うエチオピア水技術センター(水技術機構(EWTI)の前身組織)の設置を通じ4,000人以上の技術者育成を支援してきました。本プロジェクトでは、給水サービスを担うスキルを充実させた技術者の人数確保を図るため、研修カリキュラムが一層充実するよう支援します。EWTIの研修運営能力の強化に加え、研修を担当するEWTI講師の指導能力を向上させ、内部研修の実施体制を整備することで、EWTIにおける戦略的かつ継続的な水技術者育成に貢献します。