モザンビークでは1992年まで続いた内戦の影響により、保健人材の不足が深刻な問題であったことから量的拡大を着実に達成するために「国家保健人材開発計画:PNDRHS」(2008年〜2015年)を策定し、2015年における目標値(保健人材の養成数)は、ほぼ達成されました(95%:達成値15,084人/目標値16,000人)。
一方で、養成する保健人材の質に関しては、保健人材養成機関の教員が授業を行うに当たって指導・教授方法に係る知識を持ち合わせていない等の問題を抱えていたことから、我が国は「保健人材養成機関教員能力強化プロジェクト」(2012年〜2015年)による技術協力を実施し…