性能準拠型航法(PBN)飛行方式設計短期専門家の派遣(第2/7回)

2015年9月3日

プロジェクトの成果2に掲げる「DCAのPBN飛行方式の導入・実施能力向上」に関連する活動として、性能準拠型航法(PBN)飛行方式設計短期専門家(第2/7回)を派遣し、DCAの方式設計者へのOJTを行いました。今回は前回の2015年6月の派遣に続いて2回目となります。

2週間の活動期間中、カウンタパートの飛行方式設計ソフトの習熟訓練を前回から継続して実施すると共に、方式設計の設計図書(既存航法、RNAV航法、航空路)、主要国内線航空路の計画案策定にかかる助言、指導を行いました。計画案については、「PBN飛行方式にかかるDCA-ICAO関係者会議への参加」に取りまとめたように、関係者会議で発表し、意見交換を行いました。
また、関係者会議の後には、ICAO-DCA-JICAプロジェクトの3者間でマンダレー出発方式、ヤンゴン出発方式について協議を実施しました。
今後、これら協議結果をもとに、国内の主要空港であるマンダレー、ヤンゴン、バガン、ヘホ、ネピドーの5空港に関するPBN方式設計(マンダレー、ヤンゴンは出発方式)を進めていくことになります。

【画像】

ICAO-DCA-JICA3者会議の様子