補給管理システム短期専門家寺田官着任

2014年8月27日

補給管理システムのタスクフォースが、4月末に立ち上げられ、3ヵ月が経過しました。この3ヵ月で補給管理システムのガイダンスを約10回実施し、又現状における全国の空港の基礎情報収集に努め、カウンターパートと共に、航空保安施設のパーツDBを構築している所です。又、それと同時並行して、来年夏導入予定である、補給管理システムの仕様書の検討もカウンターパートとともに実施しています。

仕様書にあたっては、日本の補給管理システムを参考にしながら、現在のネパール国の現状を把握し、ネパール国に見合った仕様書にカスタマイズし、仕様書を固める必要があります。そのような状況のなか、今回TMC(技術管理センター)の寺田官を短期専門家として2週間招聘し、ネパール国の現状を把握した上で、補給管理の意義、パーツDB、障害作業情報の活用方法等の講義を実施してもらい、合わせてカウンターパートとの討議により、その結果を補給管理システムの仕様書へ反映させ、仕様書のファイナライズを実施する予定です。

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