航空管制マニュアル作成支援のための吉田専門家、福田専門家の派遣

2015年2月23日

今回、航空路レーダー管制業務導入プロジェクトの一環として、短期派遣専門家2名(吉田俊夫氏及び福田晃司氏)が、日本から派遣され、運用マニュアル関係の策定援助として、1月25日から2月1日までの予定でトリブバン国際空港にて行われました。
今後、導入される航空路レーダーに対する航空管制官の航空管制運用に関するマニュアルに関心も高まってきており、開始する予定の航空路レーダー管制業務に対する、運用マニュアル等を点検及び策定することにより、管制官が十分理解し、管制業務に生かすことを目的とした派遣です。短期専門家を交えての研修では、国際基準に一致した標準運用基準を、カトマンズACCに整備すること及び、対外国管制機関とのレーダー管制運用方式等の技術移転を行いました。今後、ネパール側が航空路レーダー管制業務の開始に向けて、必要な規定類を整備することになります。

【画像】

福田専門家による講義の様子