システム中間レビュー

2015年10月28日

10月5日(10時〜16時30分)、当プロジェクトのシステム中間レビューが製造業者である日本電気株式会社(以下NEC) 殿の工場(平和島)で実施されました。参加者は以下の通りです。

出席者(以下敬称略)
JICA:上田 博之、野宮 真人、中川 なおみ(通訳)
CAAN(Civil Aviation Authority of Nepal:ネパール航空局):DEVENDRA JOSHI、PRAVIN NEUPANE、SURESH PRASAD SAH、BIKRAM THAPA、BASU DEV ARYAL、BHOJ RAJ ACHARYA
NEC:赤松 学、市川 昭彦、アイクラー ラファエル、室田 麻希、宮原 正文、嶋田 真一郎、山本 長康

本中間レビューの開催については、カウンターパート6人が参加している本邦研修の一環として計画したものであり、現在開発中のシステムを実際目で見て学び、チェックすることにより、1月導入予定の補給管理システム(以下SMMS)導入の際、習得した知識を役立ててもらう狙いで、組み入れられたものです。
まず、最初に各々自己紹介の後、NEC殿からSMMSに関しての概要を、SMMSの主要業務に絞って説明して頂き、かつ操作の実演も交えて説明して頂きました。項目としては障害が発生してからの一連のフロー、即ち状態監視の変更→障害作業情報の登録→障害部位の取り外し→障害部位の代替品(スペアパーツ)の特定→スペアパーツ特定の承認→補給の手配→部品の移動に関わる、SMMS上での諸手続きを順番に説明されました。
後半は、実際のシステムの見学も行われ、現在開発している実際のサーバー及びターミナルを見学しました。
レビューでは、カウンターパートより、活発な意見が出され、いくつかの事項についてはネパール帰国後タスクフォースにて協議し、こちらから提示する事になり、又カウンターパートにより構築されるシステムのネットワークについての質問も多く挙げられました。結果として本レビューにより彼ら自身がこれからやるべき課題を見つけ、これからなされるシステムの構築にも大いに役立つものと期待しています。

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中間レビューの風景

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中間レビュー終了時に参加者全員で写真撮影