第14回短期専門家派遣(VNACCS利活用強化)の実施

2017年11月9日

2017年10月5日〜11月1日、日本からの短期専門家(IT Assistance Mission)がハノイを訪問し、ベトナム税関総局(以下「GDVC」)のIT・統計局、リスク管理局、管理・監督局等の関連部局のメンバーとの間で、ハードウェア更改に必要な費用や要件、現行システム基盤のセキュリティ改善、日本のNACCSの貨物管理などについて説明・議論を行うと共に、VNACCSのソフトウェア改変の技術移転を目的とした研修が行われました。

特に、VNACCSのソフトウェア改変の技術移転を目的とした研修については、10月5日から20日にかけて、実践的な技術の習得を促すことを目的として、短期専門家からの講義の後に、GDVC職員が実際に開発端末を用いてソフトウェア改変に関する一連の作業を体験する、いわゆるOJT(On-the-Job Training)方式で行われました。

これらの派遣は、プロジェクトの成果1「VNACCSの利活用をより強化するための今後の方向性の特定」のための14回目の短期専門家派遣であり、今回議論された結果を踏まえて、引き続き検討を行う予定です。

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現行システムのセキュリティ対策に関する検討風景

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NACCSの貨物管理についての紹介

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ソフトウェア改変の技術移転風景