11月29日(日)、昨年10月の台風19号による影響で甚大な被害を受けた長野市長沼にて、復興状況を視察し、地域支援の思いを新たにする「りんご狩り&被災地区ウォーキングイベント」が開催されました。
2020年12月16日
本イベントは、発災から1年が経ち、「当時ボランティアとして助けてくれた方たちに感謝を伝えると共に、被災地区の復興状況を見て欲しい」という住民や農家の方々の想いに、青年海外協力隊長野県OB会が賛同し、穂保希望のつどい実行委員会と、長野県OB会が主催者としてイベントを企画しました。
イベント当日、穏やかな気候の中、参加者の皆さんは災害を乗り越えて真っ赤に育ったりんごを笑顔で収穫されていました。りんご狩りを楽しんだ後は、千曲川の決壊現場や堤防近くの妙正寺を始め、地区を散策し、1年前に災害ボランティアとして活動した場所などの復旧状況を見て回りました。
帰国後もJICA海外協力隊で得た経験を活かし、災害時や様々な場面にて、多くの人を巻き込みながら共に作り上げていく様子は、派遣国での協力隊活動そのもののように感じます。
また、今回のイベントを通して、災害ボランティア活動時を振り返りながら、継続した復興支援や地域連携の取り組みを考える機会となりました。
コロナ禍の中でも様々な活動を行っている長野県OB会の活動に、今後もご期待ください!
報告者: JICA長野デスク
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