スポーツを通じた平和促進プロジェクト

Project for Youth Empowerment through Sports for Peace Promotion (YES for Peace)

実施中案件

国名
南スーダン
事業
技術協力
課題
平和構築、ガバナンス
協力期間
2019年11月~2023年10月

プロジェクト紹介

南スーダンは2011年7月に独立を果たしましたが、その後国内の権力闘争を背景にし、伝統的に存在していた民族間の対立が表面化して紛争が継続しています。
同国が平和を実現し独立国として安定した発展を遂げるためには、その基盤として民族間融和を通じた包摂的な社会の形成が不可欠です。約1,200万人の国民が「南スーダン国民」としての一体的意識を形成していくために、特に次世代を担う若年層を対象としてその取り組みを行うことが求められています。
本協力は、ジュバ市及びパイロット州において、スポーツを通じた平和促進活動(全国スポーツ活動及び学校を核としたコミュニティ・レベルの活動)の計画・実施・モニタリング・評価及び、州政府・スポーツ支援団体や国際機関等との連携体制の構築を行うことにより、主に青少年の育成や平和促進活動の主体的な実施を図り、南スーダンの国民の相互信頼や結束を高め、融和促進に寄与します。

協力地域地図

スポーツを通じた平和促進プロジェクトの協力地域の地図

協力現場の写真

  • JICA南スーダン事務所、文化・青年・スポーツ省と一般教育省代表が署名を行ったRD署名式の様子 

  • 第5回国民結束の日体育大会においてバレーで空中戦を繰り広げる選手たち 

  • 第5回国民結束の日体育大会のサッカーの様子 

  • 車いすバスケットのエキシビジョンマッチの様子 

  • 女子陸上競技中距離の試合の様子 

  • 平和促進ワークショップでは選手たちが和やかに平和に向けた議論を交わしていた 

  • 平和促進ワークショップで参加選手が描いた平和メッセージの絵 

  • 異なった民族出身でも仲良くなった選手たち 

  • 開会式で誇らしげに行進する参加選手たち 

  • 平和促進ワークショップにおいて選手たちが平和のメッセージを込めた歌を作成している様子。 

関連情報