140. 閉鎖循環式養殖システムに関する研究成果発表会を開催(2025年4月26日)
本プロジェクト実装研究モデル7の枠組みの下、「メコンデルタにおける気候変動と塩水侵入に適応した先端技術を活用した持続可能な水産養殖システムの開発」に関するワークショップを開催しました。特に「閉鎖循環式養殖システム(Closed Recirculating Aquaculture System、通称RAS)」に焦点を当てた報告と議論が行われました。
ワークショップでは、研究、行政、水産養殖業など、幅広い分野から参加者が集まり、活発な意見交換が行われ、カントー大学(CTU)水産養殖学部構内のRAS施設の見学も行われました。副学長の参加を始め、CTUからの強いコミットメントも感じました。
JICAプロジェクトからは、田中チーフアドバイザーが、CTUとJICAとの関係の歴史とともに現在進めている取組みを紹介し、今後も互いに力を合わせてメコンデルタ地域の持続的発展に貢献していきたいと述べました。
ワークショップでの議論を踏まえ、私たちはプロジェクトの活動をさらに強化していく予定です。
関連参考プロジェクトニュース:
JICAプロジェクトの説明を行う田中チーフアドバイザー。
右は通訳を行う今井コーディネーター
発表を行うTrần Ngọc Hải副学長
タウナギ養殖技術開発と社会実装に関する発表を行うPhạm Thanh Liêm准教授。
プロジェクトで実施したタウナギ試食会の様子も紹介
ワークショップ参加者にCTU構内のRAS施設の説明を行うLê Quốc Việt 准教授