モンゴルの子どもの栄養状況は、7.3%の初等教育課程の児童(6歳~11歳)が発育阻害、2.8%がやせ型と分類される一方、22%は肥満とされ、低栄養・過栄養が混在した状況であり、栄養バランスを確保した食事の提供が課題となっている。本事業は、入手可能な食材による栄養バランスのとれた給食を提供する環境整備、地域特性に基づく給食の提供体制の整備、安全で栄養バランスのとれた給食を提供する行政機能の強化を通じ、全国の初中等学校で安全で栄養バランスのとれた給食を提供する準備を整える。これにより、全国の小中学校で栄養バランスのとれた給食の提供が増加することに寄与するものである。