連続オンラインセミナー「日本の経験をペルーに伝える」を開始しました!

2023年4月27日

2023年1月に開始した「在日日系人が培った知識と経験を生かしたコミュニティ防災力強化事業」の活動の一環として、プロジェクトサイトであるカヤオ市ミ・ペルー区の住民や教育機関、防災機関などを対象に連続オンラインセミナーが開始されました。今月から毎月2回ずつ開催予定です。

プロジェクトの成果目標である「住民の防災スキルや知識の向上」や対象校における「防災教育が継続的に実施される体制の整備」に寄与するもので、第1回目のセミナーは4月25日、26日に以下のテーマで実施され、初日約120名、2日目約150名の参加がありました。次回は5月17日、22日を予定しています。

セミナー発表者:

  • 「日本のコミュニティ防災-自主防災組織の活動」室崎友輔さん(神戸常磐大学講師、ひょうご県防災士会理事長)
  • 「学校の被害と防災教育」船木伸江さん(神戸学院大学教授、兵庫県・神戸市学校防災アドバイザー)

本プロジェクトは、神戸で多言語の災害ラジオ局の開設、運営を続けたFMわいわいと、阪神・淡路大震災を経験した在日日系ペルー人が共にミ・ペルー区住民の自主防災力を高め、住民と行政の協力体制を整えることを通して、コミュニティ防災力の向上を図り、ペルー社会全体の課題解決に貢献することを目指しています。

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第1回オンラインセミナーの様子(4月25日)

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第1回オンラインセミナーの様子(4月26日)

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セミナー広報のポスター