第3、4回連続オンラインセミナー「日本の経験をペルーに伝える」を開催しました!

2023年5月22日

2023年4月に開始した連続オンラインセミナー「日本の経験をペルーに伝える」の第3、4回が実施されました。来月以降も引き続き毎月2回ずつ開催予定です。

プロジェクトの成果目標である「住民の防災スキルや知識の向上」や対象校における「防災教育が継続的に実施される体制の整備」に寄与するもので、今月のセミナーは5月17日、22日に以下のテーマで実施され、計約250名の参加がありました。次回は6月21日、26日を予定しています。

セミナー発表者:

  • 「学校での避難訓練と防災教育(マップ作りのプログラム)」船木伸江さん(神戸学院大学教授、兵庫県・神戸市学校防災アドバイザー)
  • 「地域における災害リスクの共有(地域防災マップづくり)」室崎友輔さん(神戸常磐大学講師、ひょうご県防災士会理事長)

先月のセミナーと同様にミ・ペルー区の住民、学校関係者、防災機関などから多数の参加者があり、質疑応答のセッションでは防災マップ作成、早期災害警報、コミュニティ防災活動などについて積極的に質問が出されました。専門家は一つ一つの質問に丁寧に回答し、参加者は専門家から紹介されるコミュニティでの防災マップの事例や日本の防災の取り組みを学びました。

本プロジェクトは、神戸で多言語の災害ラジオ局の開設、運営を続けたFMわいわいと、阪神・淡路大震災を経験した在日日系ペルー人が共にミ・ペルー区住民の自主防災力を高め、住民と行政の協力体制を整えることを通して、コミュニティ防災力の向上を図り、ペルー社会全体の課題解決に貢献することを目指しています。

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第3回オンラインセミナーの様子(5月17日)

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第4回オンラインセミナーの様子(5月22日)

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セミナー広報のポスター1)

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セミナー広報のポスター2)