第4回障害物調査の実施

2015年6月16日

プロジェクトの成果2に掲げる「DCAのPBN飛行方式の導入・実施に係る能力が向上する」に関連する活動として、2015年5月、ヤンゴンの北西にあるタンダウェ(Thandwe)空港の障害物調査を実施しました。

タンダウェ空港は、乾季にあたる10月〜3月には1日20便を超えるフライトがあります。これは、タンダウェ空港がNgapaliビーチリゾートのゲートウェイとなっているからです。タンダウェ空港空港はヤンゴン空港から飛行機で1時間弱と非常に近い距離にあり、またタンダウェ空港からNgapaliビーチまでは、車でわずか5分で到着します。Ngapaliビーチは、ホワイトサンド(白い砂浜)が数キロに渡って続いていて、気軽にいけるビーチリゾートとして知られています。

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Ngapali(ナパリ)ビーチ

調査では、これまでと同様に、空港長へのインタビュー、航空機の運行状況、運用上の空港の特徴などインタビューなどを通して確認しました。今回は、空港が海岸近くに位置していることもあり、大きな障害物はなく、北側の滑走路延長線上(進入コース)にある障害物(樹木、建物など)のチェック、着陸復行時に関係すると思われる通信アンテナなどを確認しました。

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GNSS座標測量の様子

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通信用アンテナ(障害物調査)