篠原 舞さん「ムスリム文化とわたしの活動」

【画像】
職種
作業療法士
派遣国
マレーシア
派遣期間
2013年7月〜2015年6月
出身
香川県

任地での様子

【画像】

配属先利用者の障害者の方が働くクリーニング店の様子

【画像】

「世界の青年海外協力隊に笑」写真左から同期の体育隊員、カウンターパート、同僚、本人。

【画像】

コタバル市内のマーケットの様子

日本に居る時、私はムスリム(イスラム教徒)に出会ったことはありませんでした。しかしクランタン州はマレー系住民が約95%を占めるので、今は周囲がほぼムスリムです。
赴任当初はびっくりしたモスクから流れるアザーンも今ではなんてことのない日常の一部で、アザーンが流れ出すと「ああこんな時間か」と思うようになりました。「お祈り行くの?」なんていう会話も当たり前です。

私は作業療法士という職種で派遣され、障害者の就労支援を行っています。
州内には『地域に根ざしたリハビリテーション』施設が39ヵ所あり、地域の障害児・者のリハビリテーションを行い、社会で暮らしていけるように支援しています。しかし施設から社会に出ていくための就労支援のシステムはまだ確立していません。そのため、そのシステム作りの手伝いをしています。

今できることを一つずつ解決して、雇用による障害者の社会進出が促進できればいいなと思います。