つながる世界と日本

PART.1 世界と私たち

より良い世界にするためのみんなの目標「SDGs」

よく聞くようになった「SDGs」。これは、各国だけでなく企業や国民一人ひとり、地球全体で、取り組んでいかなければなりません。
まずは自分たちができることを、ヒカリとサリと一緒に、先生の授業で考えてみませんか?

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Sustainable Development Goals

SDGs(エスディージーズ)とは?

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は2015年に国連で採択された、持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標です。
豊かさを追求しながら地球環境を守るため、17のゴール(なりたい姿)と、ゴールを達成するための169のターゲット(具体的な達成基準)から構成。2030年までの達成を目指し、地球上の「誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

世界のSDGs達成度ランキング

SDGs達成のために、定期的にモニタリングが行われ、ランキングが発表されています。
ランキングにはどんな特徴があるか見てみましょう。

世界のSDGs達成度ランキング

出典:Sustainable Development Report 2020

1位のスウェーデンをはじめ、上位を占めているヨーロッパ諸国全体で、残る課題の「気候変動対策」に取り組んでいるよ。日本は17位だけど、アジアではトップの成績!「教育」や「平和」の項目ではとても高い評価を受けているよ。でも「ジェンダー平等」や「不平等の削減」、そして「気候変動対策」などはまだまだ評価が低いよ。
私の国は101位なの。でも「気候変動対策」には力を入れているみたい。

順位が低い国の共通点は不安定な生活

現在のランキングでは、上位にはヨーロッパ、下位にはアフリカを中心とした貧困状態にある国や、経済格差が大きい国などが多くなっています。
世界的にも格差が深刻化していて、特に低所得国では紛争や差別などが続く国も少なくありません。
2030年までにSDGsが世界中で実現するには、すべての国がペースを上げて取り組んでいく必要があります。
SDGsの達成に向けて、私たちにはどんなことができるでしょうか?

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