つながる世界と日本

PART.1 世界と私たち

織田家の1日 ごはん編

私たちの毎日の生活には、世界のさまざまな開発途上国が関わっているって、知っていましたか?
織田家の1日を通して、日本と開発途上国とのつながりを勉強しましょう。まずはごはん編から!

えび
たこ
コーヒー豆
バナナ

財務省「貿易統計2020」より作成

えびもバナナもコーヒーも、開発途上国に多くを頼っている

フードコートやレストランでもよく見かけるお寿司やたこ焼き、コーヒーやパフェといった人気メニュー。老若男女問わずなじみのある食べものですが、材料の多くは外国生まれ。例えばコーヒー豆はブラジルやコロンビアなどの中南米、えびはベトナムやインドネシアなどアジアの開発途上国に多くを頼っています。

日本で作られた食べものだけだと、どんなメニューになる?

日本で作られた食べものだけだと、どんなメニューになる?

毎日の食卓に並ぶ食べもののうち、日本で作られたものしか食べられなかったら、
1日のメニューはどんなものになるのでしょうか。

出典:農林水産省「食料需給表」数字は平成26年度の値

バナナ
バナナ
バナナ
えー!これだけ?国産品だけだといつもの食事ができないんだね。

外国からの食べものがないととてもさみしい食卓に…

もしも外国から食べものが輸入されなくなったとしたら、私たちの毎日の食事はとても質素なものになってしまいます。日本国内でたくさん作られているお米は100%国産でまかなうことができますが、外国でたくさん作られている肉類は9%、納豆や味噌汁の原料である大豆は7%しかまかなうことができません。

考えてみよう その1

食料を外国からの輸入に頼っていると、どんな困ることがある?

開発途上国をはじめとする外国からの輸入に頼っている私たちの食事は、世界中で起こるいろいろな出来事の影響を受けやすくなっています。どんなことが起きたら困るか、考えてみましょう。

このページの先頭へ戻る