洋服やパソコン、自動車など、私たちの生活に必要不可欠なさまざまなモノは
どこで作られているか知っていますか？ 買い物中のヒカリ、サリと一緒に勉強してみましょう。
日本メーカーの洋服も
ほとんど海外で作られている
私たちが毎日着ている洋服。海外の国名が入ったタグを目にすることも多いと思います。 中国をはじめ、ベトナムやカンボジア、バングラデシュなど、アジアを中心とした生産管理事務所や工場などの生産拠点を持つスタイルが、日本のメーカーの主流となりつつあります。
日本メーカーの洋服も
私たちの身の回りにある、輸入されているモノの中で、
開発途上国からの輸入の割合が高いモノを上から順に並べかえてみよう。
開発途上国からの輸入が50%のものは？
私たちの身の回りにある、輸入されているモノの中で、開発途上国からの輸入の割合が高いモノを上から順に並べかえてみよう。
- 1．パソコン
- 2．テレビゲーム
- 3．自動車
- 4．ハンドバッグ
- 5．メガネ
- 6．めざまし時計
答え合わせ
［50%以上］
［50%未満］
実際にどこの国から輸入しているかと言うと、中国からの輸入がほとんどを占めています。例えばパソコンは99.3%、テレビゲームは96.2%、めざまし時計は96.7%が中国から来ています。ハンドバッグは56.3%、メガネは41.8%が中国から、36.3%はタイから輸入しています。一方自動車は国内製造が多く、外国からの輸入は24%がドイツ、開発途上国からの輸入はタイが15.7%という内訳になっています。
みんなが使っている携帯電話に欠かせないものは？
液晶テレビや携帯電話を作るのに欠かせないのが、地球上に存在する量が少なく、掘るのが大変なタングステン鉱などの金属。こうした希少な金属の多くは、南アフリカなどの途上国で産出されています。普段使っている身近なモノの原料も、開発途上国からの輸入に頼っているんですね。
携帯電話などに使われている「希少な」という意味を持つ金属の種類の名前はなに？
答え合わせ
正解はレアメタル
レアメタルってなんだろう？
レアメタルとは、地球上にあまり存在していない “希少な金属”で、リチウムやチタン、白金など31種類の鉱物のことを言います。
レアメタルはさまざまな産業分野で需要があり、液晶テレビや携帯電話に加え、エアコンや冷蔵庫などの家電製品、ハイブリッド自動車や電気自動車などに使用され、私たちの生活を支える大切な資源です。
日本は、これからもレアメタルを使い続けられるように、レアメタルの備蓄やリサイクルに力をいれています。