プライマリ・ヘルス・ケアを通じた母子栄養改善プロジェクト
The Project for the Improvement of Maternal and Child Nutrition through Primary Health Care
実施中案件
- 国名
- グアテマラ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2022年1月~2026年1月
プロジェクト紹介
グアテマラ政府は、中南米域内のプライマリ・ヘルス・ケア(PHC)の重要性を再確認したモンテビデオ宣言(2005年)に同調する形で保健・栄養政策を整備しています。また、2020年に慢性栄養不良及び母子に関連する死亡率の改善を重点課題に掲げ、より包括的・分野横断的に取り組むため栄養改善戦略を打ち出しています。本事業は母子栄養コミュニティ人材によって補強される「母子栄養改善のための PHC デリバリー戦略」を策定し、この運用・補充をもって母子の栄養改善を目指します。
(1) 上位目標:トトニカパン保健管区及びキチェ保健管区の母子栄養が改善される
(2) プロジェクト目標:「母子栄養改善のための PHC デリバリー戦略」がトトニカパン保健管区及びキチェ保健管区の優先コミュニティで運用・拡充される
(3) 成果:
成果 1:母子栄養コミュニティ人材(以下、「コミュニティ人材」という。)によって補強される「PHC デリバリー戦略」が策定される。
成果 2:トトニカパン保健管区及びキチェ保健管区の優先コミュニティで、母子栄養改善のための PHC サービスを協働で提供する人材(保健医療従事者とコミュニティ人材)の能力が強化される。
成果 3:SESAN のリーダーシップのもと、市レベルにおける調整を通じて、マルチセクトラルな活動が実施される。
成果 4:戦略の展開プロセスと教訓が他のDASやDMSへ共有される。