ブルキナファソにおける道路網は、同国の堅調な経済成長を支える輸出産業において重要な役割を果たしています。しかし近年では不十分な予算配分や道路維持管理計画の策定能力不足により維持管理作業が十分に実施されておらず、損傷が目立つ状態が長らく続いています。特に首都ワガドゥグ市とその近郊においては、日交通量が約1.4万台と多いうえ、大型貨物車両の交通も集中し、道路損傷へ多大な影響を及ぼしています。本プロジェクトでは、アスファルト道路の維持管理実施体制の構築、及び同管理技術の改善を支援します。これにより、当該地域のアスファルト舗装道路の維持管理状態が改善されることに寄与します。