ホンジュラスでは、心血管疾患などの非感染性疾患(NCD)が増えており、死因の約75%を占めています。しかし、こうした病気に対する保健サービスは十分に提供されておらず、必要なケアにアクセスできない住民も多くいます。同国は、全ての住民が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを享受できるよう、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成を目標に、医療施設間の連携の強化や、統合サービスネットワーク(RISS)と呼ばれる保健管区制度の導入を通じ、保健システムの改革に取り組んでいます。本事業では、RISSの強化を支援し、NCD対策に必要な技術の改善を目指します。