遊牧民伝承に基づくモンゴル草原植物資源の有効活用による草地回復プロジェクト

モンゴル国の農牧業(農業・畜産)は、鉱業に次いでGDPの10.7%を占め、労働人口のおよそ3割が従事する同国の基幹産業である(モンゴル統計局、2017年)。国内に飼育される家畜頭数は約6,600万頭と、同国の人口約300万人の20倍以上となっている(同上)。伝統的に肉類が主食であり、モンゴルの人々の生計を支える上で家畜が重要な役割を果たしてきた。しかしながら、近年、モンゴル草原にも地球温暖化による天候不順の影響が及んでいるとともに、1992年以降の市場経済への移行と家畜私有化により、家畜の飼養頭数が、過去25年間で2,000万頭から6,000万頭台に急増したことで、「過放牧」と呼ばれる家畜過密…

更新情報

2023年2月15日
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2022年11月2日
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2022年11月1日
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2021年10月5日
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2021年2月4日
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対象国:
モンゴル
課題:
農業開発/農村開発
署名日:
2020年1月30日
協力期間:
2020年7月6日から2025年7月5日
相手国機関名:
モンゴル国立大学工学(応用科学部)、モンゴル生命科学大学(家畜研究所、獣医学研究所、生態系研究センター)

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