“環境”を軸に幅広くキャリアを築いていきたい

「国創り」という明確な
ミッションを意識しながら、
仕事に向き合える喜び。

田中沙羅TANAKA Sara

地球環境部環境管理・気候変動対策グループ
2022年入構/農学部卒

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Q. 何故、JICA?

もともと環境に興味があり、大学は農学部に進学して環境科学について勉強しました。動物好きでもあるので、人間だけでなく動物も幸せになれるような社会を築いていく仕事ができないかと考えていたのです。また、大学で国際協力についても学んだことから、環境分野で国際協力に携わることで、自分の想いを実現できるのではないかと考えるようになりました。就職先を考えるうえでのもう一つの軸としては、帰国子女というバックグラウンドもあって、世界を舞台にグローバルな仕事をしたい、日本に軸足を置きながら世界と共に発展していけるような仕事をしたいという想いも強かったですね。この二つの切り口からたどり着いたのが、JICAでした。

自分がなんのために仕事をするのか? そのミッションをしっかりと認識できていることは、とても大切だと思います。JICAは、開発途上国の「国創り」をするというミッションが明確で、たとえ仕事で厳しい局面に置かれたとしても、常にミッションに立ち返ることができる。また、上司や先輩などから、「その仕事は誰につながっているのか」という問いかけをされることも多く、誰のために、何のために仕事をするのかということを、常に忘れないようにする姿勢を皆が持っていると感じています。このように、組織の隅々までミッションが共有されていることも、JICAの素晴らしい点ではないかと思います。

Q. JICAで実現したいこと

自分の中の軸として、“環境”というのはこれからも変わらないだろうと思います。何らかの形で環境分野に関わりながら、幅広くキャリアを築いていきたいですね。ただ、JICAの強みは途上国の現場を理解していることだと思うので、ただ理論を語るだけでなく、しっかりと現場感覚を養いながら、理論を現場にどう適応していけるか、理論と現場をしっかりとつなぐ仕事を実践していける人材でありたいと考えています。

JICAは新人の頃から裁量の大きな仕事を任せてもらうことが多く、緊張することも多いのですが、緊張する暇もないくらい日々全力で仕事をしている実感があります。私はやはり、現場にいる時が一番ワクワクしますし、仕事が楽しい。また、現場いる時でも、常にミッションを実感できるというのは、幸せなことだと思っています。