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2025年度1次隊 ラオス派遣予定 大窪里桜さん
実習場所:熊本県 熊本市国際交流振興事業団

こんにちは!2025年度1次隊の大窪里桜です!

グローカルプログラム参加を迷っている方の背中を押せたらと思い、参加者の声を投稿いたします。

私がこのプログラムに参加しようと思った理由は、「社会貢献がしたかったから」と「よそものとして入るところから活動する経験を積み派遣後に活かしたかったから」です。また先輩隊員から「人との出会いや一定期間集中して取り組む経験、達成感が素晴らしいものである」と伺い、参加したいという気持ちがより強くなりました。

受付等にInstagramとFacebookの二次元コードを設置 受付等にInstagramとFacebookの二次元コードを設置

数ある受入先の中でこの事業団を希望した背景には、今までの経験から国際交流や外国ルーツの子どもに関心があったことと、パブリックな立場で働いてみたいという思いがありました(協力隊合格前は英語教育の一般企業で働きつつ、NPOでボランティアもしていました)。

活動内容としては、➀広報、➁外国人住民に月1配信している防災メール、➂外国ルーツの子どもの学習教室の改善、以上三つに決めました。

これらの活動を進めるなかでの学びや気づきを、いくつか共有します。

一つ目は、雑談の大切さです。途中までは2ヶ月半という短い期間で何か成果を残さなくては!早く進めなくては!と焦っていました。でも、活動の話ばかりしていては仲も深まらないし、私のことも分かってもらえません。後半は意識的に活動以外のことも話すよう心がけ、前半よりうまくいったように思います。

二つ目は、あるもの・できることに目を向けようということです。玉東町や海士町にいる同期の話を聞いて、彼らの環境が正直羨ましいと思ってしまうことがありました。しかし、ないもののことを考えたって仕方ありません。任国に行っても他の隊員を見て、ないものをねだることなく、今自分が置かれた環境でできることは何かを考えていきたいです。

三つ目はやりたいことはとりあえず言ってみたら良い、ということです。私がやりたいだけで需要はないかも、周りの人の仕事を増やしてしまうかも、と躊躇してしまうこともありました。でも言ってみたら案外皆さん聞いてくださるし、検討の結果必要ないと分かったならばそれも学びだと気づきました。

最終日に会館職員のみなさんと 最終日に会館職員のみなさんと

グローカルに参加し、派遣前にこのような学びや経験を得られてよかったです。迷っているみなさんはぜひ、応募してみてください!素敵な出会いと実感を伴った学びが、きっとあります。

事業団のみなさま、ここに来なければなかったであろう経験、多様なバックグラウンドを持った人々との出会いに感謝しています。

「ラオス派遣予定です」と言ったとき、「ラオスって治安大丈夫なの?」、「大変だね」ではなく、「いいとこだよね」、「あの店がおすすめだよ」、「知り合いがいるから紹介するよ」そんな声が返ってくる場所でした。

里桜ちゃん!と親しみを込めて呼んでくれる人たちが熊本にいることがとても心強く、嬉しいです。

これを書いている今は派遣前訓練まであと少しというところなのですが、いつかまた必ず熊本に戻りたいと思います。