はじめまして。投稿をご覧いただきありがとうございます。
私は、これまで陸上自衛隊の看護官として、病院や学校で勤務してきました。
看護師・保健師の資格を活かし、ウガンダに公衆衛生職種として派遣され、マラリアや結核、HIVの啓発に取り組む予定です。
私がグローカルプログラム(以下GP)に参加したのは、「机上では学べないことを体験でき、自分の視野を広げられる」と考えたからです。
派遣前は、熱帯医学や語学などを計画的に学んでいましたが、「よそ者としての立場を味わうこと」や「地域住民との関わり方を学ぶこと」は自己学習では難しいと感じ、GPへの参加を決意しました。
秋田県五城目町は「世界一子どもが育つ町」をスローガンに掲げ、教育に注力しています。
教育に力を入れている町での活動は、自分の視野を広げることができ、任国での中高生や若者を対象とした啓発活動にも役立つと考えました。
実習中は「町民との関わりを通じて笑顔を増やし、学び合うこと」を目標としました。
町の様々な集まりに参加して交流を深め、朝市や夏祭りでは町民が異文化に触れる機会を創出しました。
また、健康相談会や結核研修会を開催し、医療従事者としても貢献できました。
さらに、町の魅力をInstagramやYouTube、Google My Mapsなどで発信し、町民自身に新たな気付きをもたらせたことは大きな成果でした。
最終的には町のSWOT分析を行い、町長へ提案をまとめることもできました。
五城目町では、学校のデザインや「教育留学」「みんなの学校」といった制度、学校の授業だけではない教育の多様な在り方を学び、任国での啓発方法のヒントを得ました。
活動を進める中では「評価指標を設ける重要性」や「自己管理の大切さ」を実感し、「人に頼ることが得意ではない」という自己理解も深まりました。
地域の集まりに積極的に参加し、関係性を築き、住民を巻き込んで活動していくことの大切さも改めて感じ、任国での活動スタイルについて示唆を得ました。
また、多様なツールでの情報発信に挑戦したり、ウガンダで紹介できそうな日本文化を学んだりして、文化の相互理解に役に立つ自分の引き出しが増えました。
キャリアを中断してまで参加するべきだったか考えた時期もありましたが、振り返れば「GPは任国でのスタートダッシュを円滑にし、人としての厚みを増してくれた」と実感しています。
参加を迷っている方へ。人生を長い目で見て、今までの仕事や勉強から少し離れ、2か月半をGPに捧げることは、任国での活動の糧になると思います。
健康相談会での血圧測定
小学校図書室へのパンフレット設置