元JICA海外協力隊が派遣中に味わった料理を、あの人気動画クリエイターが再現!
世界各国の思い出の「ど」ローカルごはんを元隊員たちのエピソードとともにご紹介します。
ぜひ皆さんも、動画を見て作ってみてください!


ホルモンのトマト煮込みマタンガラ


ナミビア人も大好きなトラディショナル料理です。
現地ではレトルトパックでも売られています。
各家庭やお店によって全然味が違うのですが、現地のおばあちゃんのレシピと劇場に併設されているレストランの味をミックスして日本でもおいしく食べられるようにアレンジしました。やわらかめが好きな人は長く煮込んでください。

- 牛ホルモン
- 500g(ハチノス、センマイなど)
- 玉ねぎ
- 大1個
- トマト
- 大2個
- ニンニク
- 1片
- 生姜
- 1片
- パセリ
- 飾り用※なくても可
- オリーブオイル
- 大さじ3※サラダ油でも可
- ビーフコンソメ
- 2個※普通のコンソメでも可
- 水
- 400ml※圧力鍋の場合は100ml
- 塩
- 小さじ1
- こしょう
- 少々
- 牛ホルモンはひと口大、玉ねぎとトマトは粗いみじん切り、ニンニクはみじん切り、生姜はすりおろしておきます。
- 鍋か深いフライパンに油、ニンニク、生姜を入れ弱火で香りが出るまで炒めます。
- 強火にして牛ホルモンをプリっとするまで(表面のヒダがはっきりするまで)炒めます。
- 玉ねぎ、トマトを入れ玉ねぎが透き通るまで炒めます。
- 水を入れ沸騰したら弱火にし、アクをとります。
- ビーフコンソメを潰しながら入れ、溶かしたら蓋をして時々混ぜながら2~3時間煮ます。
- ホルモンが好みのかたさになったら塩、こしょうで味をつけて完成です。
【圧力鍋の場合】
、 の工程を圧力鍋で行う場合は、水100mlと材料を入れて40分煮た後、減圧して蓋を開けて少し煮て水気を飛ばす。

『大自然で遊ぶ』をテーマに 佐賀を拠点に活動中の「釣りよかでしょう。」のサブチャンネル。
簡単に作れる料理からちょっと難しい料理まで幅広く挑戦しています!

魚のココナッツミルク煮込みミルキムフィッシュ


ミルキムフィッシュは、ソロモン人おすすめの魚料理です。
最初は『魚にココナッツミルク?』と半信半疑でしたが、おいしさに感動!
ミルキムはソロモンの伝統的な料理で、ココナッツミルクを使用した煮込み料理のことです。レシピでは桜鯛を使用していますが、お好みの魚でアレンジできます。また、魚だけでなく貝や蟹などの海の幸をはじめ、芋や野菜のミルキムもあります。
口当たりがよく、なんだかほっとするようなやさしい味です。白ごはんとの相性も抜群です。

- 魚※写真は桜鯛を使用
- 400g
- 青ネギ
- 1/2束(50g)
- 生姜
- 1片
- ココナッツミルク
- 400ml
- 塩
- 適量
※魚によって鱗や内臓を取り除き、下処理をしておく。
- 魚の表面に切り込みを入れ、塩を適量振る。(このまま10分ほど置く)
- 生姜1片を千切りにする。
- 青ネギは5cmの長さに切る。
- ココナッツミルク 400mlと の生姜をフライパンに入れ、中火にかける。
- キッチンペーパーで魚の水分を拭き取る。
- ココナッツミルクが煮立ってきたら、魚を入れ、蓋をして5分煮込む。
- の青ネギを入れ、煮汁を魚の表面にかけて染み込ませ、さらに3分煮込む。
- 火を止めて、器に盛り付けて完成!

『大自然で遊ぶ』をテーマに 佐賀を拠点に活動中の「釣りよかでしょう。」のサブチャンネル。
簡単に作れる料理からちょっと難しい料理まで幅広く挑戦しています!

魚のココナッツミルク和え&マグロの漬けオカ&ポケ


サモアでは生魚を食べる習慣があります。オカは特に日曜日の特別なごはんとして作られることが多いです。現地では搾りたてのフレッシュなココナッツミルクを使って作ります。これはもう格別な美味しさです。ぜひサモアに行って食べてみてください!
ポケはあまりサモアの食卓で作られるイメージはありませんがレストランなどで出されます。マグロの漬けなので日本人にはなじみのある味です。お酒のあてなどにいかがでしょうか?
魚のココナッツミルク和えオカ

- 白身魚
- 2切れ※生食用、マグロなどでも代用可
- キュウリ
- 1本
- ミニトマト
- 5個
- レモン
- 1/4個※レモン果汁でも可
- ココナッツミルク
- 200ml
- 塩
- 少々
- ボウルにココナッツミルクを開け、レモンを搾り、塩を加えて味を調える。
- 魚、キュウリをサイコロ状に切り、トマトも小さく切って、ココナッツミルクに入れる。
- よく混ぜて、完成!
マグロの漬けポケ

- マグロ
- 1切れ
- ニンニク
- 1片
- 生姜
- 1片
- コチュジャン
- 小さじ1
- 砂糖
- 小さじ5
- みりん
- 小さじ1
- 醤油
- 小さじ4
- ゴマ油
- 小さじ1/2
- マグロを水洗いし、サイコロ状に切った後、塩をまぶして少し置く。
- ニンニク、生姜、をすりおろす。
- とコチュジャン、砂糖、みりん、醤油、ゴマ油を1:5:4:0.5の比率で加え混ぜ合わせてタレを作る。
- 塩を付けたマグロを洗い、タレに入れて混ぜ合わせて、完成!
※動画内のレシピは現地の慣習に従って、少々アレンジを加えております。

バイクやキャンプなどアウトドアを楽しむ動画や、ハピネスライフを映した日常動画などを投稿中!
世界の平和を目指して、まずはゆとりheavenを見てくれてる方にBIGLOVEを送信中~♡
今回ご紹介したレシピは、この本に掲載されています!

くらして初めて知った(ど)ローカルごはん-日本で作れる世界のレシピとお話-
任国で暮らし任国の人々と「同じ釜のめし」を食べた、そして食べるはずだったJICA海外協力隊員達。コロナ禍で一時帰国した・派遣が延期になった彼らと、任期の終えた後も活動を続けているOB・OGと共に料理を紹介します。世界66カ国、1ヵ国につき1つの料理を日本でできるだけ再現できるような作り方と、料理に関連したコラムと共に紹介しています。隊員の人々への愛が詰まった1冊です。
発行者・編集:青年海外協力隊大阪府OB・OG会