【座談会】教育現場でOB・OGが果たす役割とは

JICA海外協力隊の経験が今日の日本の学校現場でどのように生かせるのか、学校や子どもたちにどのような影響を与えられるのか。学校で働くJICA海外協力隊経験者たちに、ご自身の体験を踏まえながら意見交換をしていただきました。

参加者

丸山一則さん(青年海外協力隊/ホンジュラス・技術科教師・1988年度3次隊)
兵庫県立兎和野高原野外教育センター所長

金田健一さん(青年海外協力隊/ケニア・理数科教師・2000年度2次隊)
八潮市立大曽根小学校主幹教諭

谷田なつ美さん(日系社会青年ボランティア/ブラジル・小学校教諭・2012年度派遣)
野田市立山﨑小学校教諭

柚木園 悠さん(青年海外協力隊/ベリーズ・音楽・2016年度1次隊)
横浜市立都田西小学校教諭

梅本真司(JICA青年海外協力隊事務局次長=司会)

まるやま・かずのり●1957年生まれ、兵庫県出身。79年に島根大学を卒業後、中学校教諭に。83年より3年間、香港日本人学校に勤務。89年4月、協力隊に現職参加。ホンジュラスで技術科教師として教員養成校で活動する。91年3月に帰国し、復職。パキスタン・カラチ日本人学校校長や兵庫県豊岡市立八代小学校校長などを務め、2017年に定年退職。現在は、兵庫県立兎和野高原野外教育センター所長、全国OV教員・教育研究会代表を務める。

かねた・けんいち●1976年、千葉県生まれ。1999年、埼玉大学教育学部を卒業後、非常勤講師として埼玉県内の中学校に勤める。2000年12月、協力隊に参加。ケニアのマイアニセカンダリースクール(中等学校)にて、数学や物理の授業を担当し、生徒への指導に当たった。02年12月、帰国。その後、埼玉県の教員採用試験に合格し、12年間教諭として担任を務め、現在は埼玉県の小学校で主幹教諭を務める。全国OV教員・教育研究会事務局担当。

やつだ・なつみ●1982年生まれ、千葉県出身。2005年、玉川大学文学部教育学科を卒業後、講師を1年経験し、06年より千葉県の小学校教諭として勤務。11年、JICA教師海外研修にて開発教育、国際理解教育を学び、以後、実践を続ける。翌年、日系社会青年ボランティアとしてブラジルのアマゾン河口にある総合学園にて現地教諭と共に音楽の授業改善に取り組む。その他、日本文化を通しての青少年の育成、日伯協会の活性化を支援。14年3月、帰国。その後、小学校の現場にて国際理解教育を推進し、現在、千葉県長期研修生として国際理解教育の実践、研究に励んでいる。また、校種を越え、さまざまな場所でワークショップや出前講座などを実施している。

ゆのきぞの・はるか●1987年、神奈川県生まれ。2010年に横浜国立大学教育人間科学部学校教育課程音楽教育専攻を卒業後、横浜市立小学校教員として学級担任、音楽専科を担当。16年3月、現職教員特別参加制度を利用して協力隊に参加。ベリーズ・オレンジウォークの大規模小学校にて、音楽の授業や教員へのワークショップ、課外音楽クラブの設立、指導等を行う。18年3月、帰国。4月より横浜市内の別の小学校に異動し、現在は4年生の学級担任をしている。

柚木園さんが現在担任をする学級での様子。道徳の授業で国際理解を扱ったときに、任地の民族の伝統衣装を紹介した様子

協力隊時代の柚木園さん。課外活動で指導していたリコーダーグループの子どもたちと、任期終了直前の校内行事で最後の演奏を終えて

梅本(司会) JICA海外協力隊の経験が、今日の日本の教育現場で日々どのように生きているのか。実践事例を振り返りながら、皆さんが感じられていることをお伺いできればと思い、教員として働く、働いていたOB・OG(以下、教員OV)にお集まりいただきました。まず、皆さんが現在のお仕事の中で協力隊経験を生かしている事例を教えていただけますでしょうか。

柚木園 私は現職教員特別参加制度を利用し、音楽隊員としてベリーズに派遣されました。この4月から職場に復帰し、横浜市の小学校で4年生の担任をしています。復帰して間もないため、具体的に協力隊活動を生かした取り組みはまだできていませんが、私自身の変化が子どもたちに影響を与えていると実感する場面が3つありました。
 1つ目は、私自身が大らかになったことで、子どもたちの多様な個性を認められるようになったことです。ベリーズの人とかかわる中で、良いこともあった反面、嫌なことも少なくありませんでした。それらを乗り越えるために良い面を見ようと心がけることで、事態が好転することを実感しました。また、ベリーズは多民族が暮らす国。それぞれの文化を尊重するとはどういうことなのかも実感できました。それらの経験が自分を大らかにしたのだと思います。
 2つ目は、これは保護者に指摘されて気づいたのですが、子どもたちに素直な愛情表現ができるようになったこと。現地の人や子どもたちが言ってくれる「I love you.」やハグが嬉しくて、一緒に過ごすうちに自然と身についたのかもしれません。
 3つ目は、子どもたちが世界に興味を持ってくれていると感じること。私がベリーズに行っていたことを知り、例えば社会科の学習中などに、「ベリーズではどうなの?」と子どもたちが聞いてきます。また、自分で題材を決めて調べる学習課題では、外国のことを調べてくる子どももいます。

谷田 私は6年前に現職教員特別参加制度を利用して、日系社会青年ボランティア(日系JV)の小学校教諭としてブラジルに派遣されました。派遣が決まった年に、ちょうどJICAの教師海外研修(*1)に参加していました。そのときに学んだ開発教育や国際理解教育を、学校現場に戻ったときに、どのように行おうかと考えながら活動していました。
 帰国後、学年主任が、「総合的な学習の時間(*2)に、世界に目を向けるような内容にするアイデアを提案してほしい。他の学年でも経験を生かして、授業を展開してみたら?」と実践の扉を開いてくれました。現在は、学校に籍を置きながら、千葉県長期研修生(*3)として国際理解教育を大学で研究し、実践しています。

金田 私は皆さんのように教員の立場で協力隊に参加したのではなく、大学を出てから1年間、臨時的任用教員として勤務後、協力隊に参加しました。現在は埼玉県の小学校で主幹教諭(*4)を務めています。帰国した年は、総合的な学習の時間が開始した年度です。最初の学校で「新しい先生、ケニアから来たんだって」と地域では話題になり、国際理解教育も実施でき、すぐに活躍の場が与えられました。
 その後、教員採用試験に合格し、配属された学校では総合的な学習の時間のテーマのひとつが国際理解でした。担任する学級でケニアの話をしたり、6年生の社会科の教科書に青年海外協力隊が掲載されているので、話したりすることもありました。

丸山 昨年定年退職し、現在は兵庫県立兎和野高原野外教育センター所長を務めています。私がホンジュラスで学んだ1番のことは、これまで自分が受けた教育とは何だったのかを振り返れたことです。ホンジュラスの人が自分のふるさとを堂々と語る姿を見て、私は自分のふるさとを誇りに思えていないことに気づきました。「東京は立派だ、すごい」と父母や学校から教えられていたからです。
 しかし、ふるさとは東京と比較するものではない、ホンジュラスの小さな村でそれを知りました。帰国したら、堂々とふるさとを語れる子が育つようにしたいと強く思い、それを実践できるよう、校長となり、学校全体で取り組める仕組みをつくりました。

派遣国で知る日本の教育

長期研修の研究のため、小学校で研究授業を行う谷田さん。テーマは、「キャリア教育×国際理解教育」

日系JV時代にブラジルの教師と一緒に民族楽器で幼稚園生へ授業を行う谷田さん

梅本 丸山さんのお話にあったように、他の3人は、自分が受けた教育と派遣国の教育を比べたとき、日本の教育はこうだったのか、と再認識したことはありませんか?

柚木園 ベリーズは家族が多いためか、子どもたち同士の教え合いが自然にできたり、細かい指示を与えなくても、自分で考え、気づき、行動できたりする良さがあると感じました。日本で私は、指示の方法や学び合いの場をつくるためにどうするべきかを考えてきましたが、ベリーズで、本来あるべき自然な姿を見せてもらったように思います。昔の日本も家族の強いつながりや助け合う気質など、ベリーズに似ていたのかもしれません。今、それが薄れているからこそ、細やかな支援が求められているのだということを実感し、また、より自然な姿に近づけていく必要があることにも気づきました。

谷田 ブラジルでは血縁のない家族は珍しくありません。多様な家族のあり方を認める文化だと感じました。今、日本の教育現場では、私の子どもの頃はあった「母の日」「父の日」などの行事を行わなくなってきています。家庭への配慮からですが、家族のあり方を認め、ひとりひとりが大切だと伝えていくことも大事だと思います。どんなことに配慮し、どんなことに重きを置いて教育していくか、議論を重ねていくことが必要だと思います。

金田 私が日本との違いを感じたのは教育のシステムです。今は違うかもしれませんが、私が派遣中のケニアでは、学習内容が多すぎて1年の授業の範囲が1年で終わらないことが普通でした。しかし、日本の学習指導要領に基づく教科書は1年間で授業ができるように計画されています。そして、日本では教科書が全員にいき渡ります。
 ケニアでは、学習内容を精選するとか、教科書を全員に行き渡るようにするとか何か1点を変えるのではなく、教育のシステム全体を変えないと解決できない問題がある印象を受けました。そう感じたとき、日本の教育システムの良さに気づきました。

教育現場で直面する課題

埼玉県OB会の紹介で県内の高校で出前授業を行う金田さん。ケニアの民族衣装を持っていないため、当時の協力隊の制服を出前講座のユニフォームにしている

協力隊時代にケニアの学校でサイエンスショーを実施する金田さん


梅本 協力隊経験を現場に還元する際には、課題や苦労などもあるのではないでしょうか。

柚木園 総合的な学習の時間の中で、国際理解教育を取り入れることの難しさを感じました。協力隊経験を伝えたい気持ちはありますが、どういう形で伝えるべきか。自分のクラスだけではなく、横を揃えないといけない。また学校のカリキュラム、縦の流れの中での位置づけや、継続できる取り組みにできるのかという問題もあります。

谷田 私も同じように国際理解教育を持続していくこと、発展させていくことの難しさを感じています。それは、多くの先生方が「国際理解教育をどう実践したらよいのかわからない、自信がない」という思いをもっているためです。実際に、県内の先生方にアンケートをとったところ、「国際理解教育を重要だと思っていても実践できていない。指導計画や教材・人材バンクがあれば実践しやすい」という回答が多く寄せられました。また、「あなたは外国で活動した経験があるから、できるのよ」などと、実践している人を特別視する傾向があり、なかなか積極的に取り組んでもらえないということもあります。

金田 私は現職参加ではないので、自ら発信しないと協力隊に参加していたことが周囲に伝わらないことです。また、経験をどう教育現場に生かすのかというときに、教員は基本的にカリキュラムにないことはできないという課題もあります。私の現在の勤務先の学校では、小学校の6年間で総合的な学習の時間のテーマとして、国際理解教育は入ってきません。国際理解教育を現場で実践できていない現状について、これでいいのかという気持ちは続いています。

梅本 私の経験ですが、社会科に興味を持ったときは、先生が郷土研究をしていた方だったので、話すことに奥行きがあり、先生を通して見える世界がありました。そういうことは、子どもの心に強く残るんですよね。そのように、まとまった時間で協力隊経験を話すというより、金田さんらしい授業運営、学校運営があるのではないかと思います。

金田 できない子が置かれている状況を想像できるようになるなど、他の人より想定の範囲を広く持てることは、学校運営に役立っているのかもしれません。そう考えられるようになったのは、ケニアに派遣直後の私が、授業も語学も料理も何もできない人間だったからです。私は2代目の隊員でしたが、1代目の隊員のことを現地の人が話すんです。「彼も来たときは、何もできなかった。私たちが教えたから、いろんなことができるようになった。お前も今はできなくても、そのうちできるようになるよ」と。最初の3カ月はつきっきりでたくさんのことを教えてもらい、自立させてもらいました。
 また、ケニアでは放課後に店番をする生徒や、弟や妹の面倒を見る生徒をよく目にしました。電気がないので、夜は家で勉強することは難しい。日本だと当然のように宿題がありますが、やってこない子がいたときに、その子が置かれている環境を理解しようと心がけるようになりました。

教員OVのネットワークを活用

2017年12月に京都で開催した第1回全国OV教員・教育研究シンポジウムで、途上国の経験を教育現場でどう生かせるのかを熱く語る丸山さん

協力隊時代の丸山さん。ホンジュラスで教員免許をもたない先生に風車をつくる講習会を行った

梅本 全国の教員OVが交流し、開発途上国での活動経験を教育現場に生かすため、丸山さんは、2016年に全国OV教員・教育研究会を発足させました。この研究会についてご紹介いただけますか。

丸山 私は、協力隊と日本人学校、両方で活動しました。帰国後10年は、どう子どもたちに伝えていったらいいのか悩んでいましたが、相談する場はありませんでした。日本人学校には、40年以上前から各県の組織を束ねる全国組織があり、年に数回集まり、現地の情報の共有や、講習会などが開催されていました。しかし、協力隊にはそういう組織はなかった。ネットワークがあれば、派遣前の隊員に現地の様子や状況などの情報が共有できるだけでなく、帰国後、教員として情報の共有や悩みを相談できる場にもなる。ひとりで頑張って、悩んで、心を病んでしまう教員OVもいるので、ネットワークをつくることが自分たちを元気にするひとつの機会だと思い、12年前に地元兵庫県で教員OVが集まる組織を立ち上げ、3年前に全国の教員OVが集う組織を立ち上げました。

柚木園 隊員同士のつながりで元気をもらうというのはよくわかります。1次隊として入所した駒ヶ根訓練所で多くの他県の教員と知り合いました。今もお互いの状況や悩んでいることを話し、励まし合っています。

梅本 協力隊員のネットワークが心の拠り所でもあるんですね。2018年12月にはシンポジウムが開催されます。

丸山 今年の協力隊の合格通知は8月末に届き、訓練は来年の4月から。12月に集まることで、候補者が3学期に学校で準備できます。例えば日本の学校の掃除や給食の時間を写真に収めたり、理科の授業を動画で撮影しておいたりすると、現地で日本の様子を紹介するときなどの、資料となります。

谷田 出発前の情報共有は、派遣後にも、とても役立つと感じます。さらに帰国後も十分な事後研修が行われるといいと思います。自分の活動を報告し、現場でどう生かしていったらいいのかを話し合ったり、経験者から話を聴いたりすることも必要だと思います。

多様化する社会還元の方法

谷田 先ほど丸山さんより、心を痛めてしまう教員がいるという話がありました。私も帰国後1年は自分を肯定的に捉えられず、逆カルチャーショックの時期にいたと思います。
 先生も社会還元の方法も多様であっていいと考えています。ここにいらっしゃる先生方のように、派遣中に学び得た子どもへの見方、接し方などを普段の教育活動で生かしていけばよいと思います。各々が、そのときどきの持ち場で、できることを最大化していくことでいいのではないでしょうか。

金田 今までのお話で、自身で定めた教育現場で実現したい目標に注力することが、還元事例につながると感じました。私は日本の理科教育を語れるようになることを目標に、毎月地元の理科の研究会に参加したり、筑波大学附属小学校に勉強しに行ったりしています。今は教科以外に組織を動かすシステムについて、隊員を経験したという、他の人とは違う立場から考えたいと思っており、いずれそれを教育現場へ還元したいと思っています。
 今の若い教員の中には優秀である反面、できない子どもの気持ちに疎い人もいるように感じます。広い心を獲得するため、協力隊への参加を促せればと思っています。管理職になれば、教員研修の一環に協力隊の経験を取り入れるよう、訴えられるのではないかと考えています。

梅本 管理職のご経験がある丸山さんは、管理職だからできたと思うことはありますか。

丸山 基本、教育委員会に意見具申ができるのは、学校の中で校長だけです。その校長に協力隊や開発途上国とのつながりを大切に思える人材がいないと変えるきっかけすらつかめません。私は協力隊でふるさとの大切さを悟り、ふるさとを大切にする子どもを育てたいと、これを学校全体の取り組みにする仕組みをつくることができました。校長になったからこそできたと感じています。
 教員OVは授業を持つ教師でいたいと言う人が多いですが、自分の目指す教育があり、それを広げ深めたいならば、管理職になるべきだと思います。

ゆっくり協力隊経験を生かしてほしい

梅本 皆さんの今後の目標をお願いします。

柚木園 まだ具体的なことは見えていませんが、子どもたちが世界のひとびとや、さまざまな文化に目を向けるきっかけになれたらと思っています。特に音楽教育を通して自分にできることを考えていきたいです。

谷田 私は「ESD(Education for Sustainable Development):持続可能な開発のための教育」(*5)の必要性を理解してもらえるように、教育現場に働きかけていきたいです。そのときに、日系JVの活動で学んだ相互理解を大事にしたいです。現在、大学や出前講座などで、学生や教員志望の若者と話す機会があるので、そこでも働きかけ、次の世代を育てることにつなげていきたいです。

金田 管理職の立場となり、協力隊経験を生かしやすい環境を組織的につくっていきたいと思います。協力隊経験をキャリアや研修の場として機能するようなシステムのようなものを想像しています。今後、日本の教育にいろいろな立場でかかわり、その経験を生かし、将来また協力隊に参加したいですね。

梅本 最後に丸山さんから、協力隊のOB・OGへのメッセージをお願いします。

丸山 協力隊に参加した人はマイノリティになった経験があります。今、学校には多様な児童・生徒や保護者がいます。マイノリティの気持ちがわかる教員であることを認識し、自分もそうだったということを言える教員であってほしいと思います。
 2年間の貴重な経験は、子どもたちを変える力を持っているので、焦らずにゆっくりと生かしてほしい。私たちはよく教員OVに次のように伝えています。「大根におでんの汁が染みるようにやってほしい。じっくり、こつこつやっていけば、本当に『いい味のある』子どもたちができますよ」と。

梅本 募集のキャッチフレーズ「いつか世界を変える力になる」のように、皆さんが少しずつ実施されている教育現場での活動が、世界を変える力につながるとお話を聞いて感じました。JICA青年海外協力隊事務局も全国OV教員・教育研究会の活動を後押ししていきたいと思います。本日はありがとうございました。

*1 教師海外研修…国際理解・開発教育に関心を持つ教職員を対象に、国際協力の必要性に対する理解促進などを目的に、国内外で研修を行うJICAの事業。
*2 総合的な学習の時間…学習指導要領に定められた教育課程のひとつ。児童、生徒、また地域や学校の課題に応じて各学校で目標を定め、授業内容を決定する。
*3 長期研修生…教育委員会が実施する研修のひとつ。教育の充実を図るために高度な知識や技能を有する人材が必要であることから、これを育成するため大学などに教員を派遣する。
*4 主幹教諭…学級担任を持たずに校長や副校長、教頭ら管理職を補佐する。
*5 持続可能な開発のための教育…持続可能な社会づくりの担い手を育む教育。

知られざるストーリー