[海外で隊員を支える]
JICAボリビア事務所

ボリビア事務所は、ボリビアの政治上の首都であるラパス市にあります。ラパス市はアンデス山脈の一角で、市の中心地は標高3600メートルになりますが、事務所がある南部地域は標高約3200メートルで比較的高地の影響が少ない地域にあります。山間部の盆地に市街地が点々と広がるため、市街地間の移動としてロープウェイ網が重要な交通手段として発展しています。






ボリビア事務所次長・秋山慎太郎

活動への助言・活動進捗のモニタリング

主な業務はJICAスタッフの安全管理・事業管理・総務ですが、隊員の着任時には、安全の心構えや事業の説明をしています。また、隊員の活動報告書や報告会などを通して進捗を確認、活動の進め方などについても助言します。活動先スタッフとの関係づくりについても具体事例を挙げてアドバイスしています。


企画調査員(ボランティア事業)・西山さくら

活動支援・生活相談対応

隊員が生活基盤を整え、活動が円滑に進められるよう、隊員経験者だった知識を生かし、支援を行っています。定期的に隊員の配属先への訪問を行い、活動の視察や配属先の意見を確認しています。生活や活動についての相談を受けた際には、一緒に問題を整理し、隊員自身が解決策を考えられるよう支援しています。


健康管理員・濵口陽子

健康相談への対応・健康診断への同伴

JICA関係者の健康管理のサポートをしています。隊員には日常的な健康相談の対応として、症状への対処方法の助言や受診サポートをしていることに加え、健康診断への同伴もしています。健康に関する情報の発信もしており、各人にあった健康管理方法が確立できるように意識しています。


ナショナルスタッフ(ボランティア事業担当)・Carmen Silva

活動支援

隊員の着任と帰任業務の補助や、隊員の受入機関との連絡や調整などの手続き、隊員の住居や現地語を学ぶための手配などをしています。隊員の受入先の関係者と連絡を取ることで、隊員の活動への協力体制を整え、隊員が成果を出しやすい活動環境を得るための支援ができるように心がけています。


JICAボリビア事務所からのメッセージ

地形や気候の変化だけではなく各地域の文化や習慣にも特徴があるボリビア。派遣された隊員の皆さんは、多様な文化に触れ、さまざまな価値観を学びながら活動し、日本に帰国後もその経験を生かして活躍されています。ボリビアは日本人にとってホッとするような文化や習慣も持ち合わせており、非常に親日的です。そのため、任期終了後に戻って来られる隊員も多くいます。これから応募を考えている皆さんには、ぜひこの魅力溢れる国を体験していただければとスタッフ一同願っております。ボリビアへは1978年に最初の青年海外協力隊が派遣されましたが、40周年となる2018年には多くの方々から感謝の言葉をいただきました。50周年に向けて、ボリビアの発展を支え、日本とボリビアの絆を深めていく多くのJICA海外協力隊の皆さんの到着を心待ちにしています。

知られざるストーリー