マダガスカル

“がんばれ”（マズトゥア／マダガスカル語）
福田智子さん（コミュニティ開発・2018年度2次隊）

一日の始まりにお互いに掛け合うこの言葉。「よし、今日もやるぞ！」と不思議な力が湧いてきます。

2020年の抱負
不便な生活と慣れない文化や言語にとまどい、文字通り生きることに必死だった2019年。見返りを求めないマダガスカル人の親切さに支えられながら、さまざまな活動にチャレンジし、試行錯誤することができました。20年は「巻き込みの年」。19年に実施した活動のなかから特に取り組むべき課題に焦点を絞り、任地の人々を巻き込みながら、私の帰国後もマダガスカル人の手で回し続けられる、そんな改善のサイクルづくりに取り組みます。

“ありがとう”（ミサオチャ／マダガスカル語）
ラクトゥアリマヴァナ・ニリナさん（福田さんの活動協力者／食堂経営者）

マダガスカルのために活動してくれるボランティアたちに「ありがとう」の言葉を伝えたいです。

2020年の抱負
今まで10年以上にわたり、日本人ボランティアたちとさまざまな活動を行ってきました。マダガスカルが抱える栄養に関する問題、特に子どもの栄養不足は深刻な問題です。2020年もボランティアたちとともに栄養改善メニューの考案や普及を行い、1人でも多くの子どもが健康に暮らせるようになるための手助けができればと考えています。20年もまた、日本人たちと一緒にチャレンジしていけることが楽しみです。

ガーナ

“少しずつ、少しずつ”（カクラ カクラ／チュイ語）
藤本 嵩さん（PCインストラクター・2018年度4次隊）

うまくいかないことや悩みごとがあると、現地の人にこの言葉で励まされます。焦らず少しずつ、少しずつ解決していこうという気持ちになります。

2020年の抱負
2020年の抱負は、1人でも多くの生徒に夢と可能性を与えることです。19年に始めた配属校のICTコースの生徒に対するプログラミング教育に継続して取り組むことで、それを実現させたいです。また、配属校のICTコースの生徒だけでなく、学外の子どもに対しても、ワークショップなどを通してプログラミングやICT学習のおもしろさを伝えていきたいです。

“笑顔”（スマイル／英語）
マイケル・アチェンポンさん（藤本さんの教え子／配属校のICTコースの生徒）

つらいことも大変なことも悩みごとも、笑顔になれば全部忘れることができます。

2020年の抱負
今現在取り組んでいる、ウェブサイト制作に必要なHTML／CSS、JavaScriptといったプログラミング言語の学習を完遂することが、2020年の目標です。まだまだ道のりは長いですが、諦めずに学習を続けていきたいです。そして、将来はガーナを支えるソフトウェアエンジニアになりたいです。

ナミビア

“私の友達”（エパンガ ランジェ／ヘレロ語）
福島 嵐さん（小学校教育・2018年度3次隊）

ナミビアの人たちが「私の友達！」と呼んでくれると、うれしい気持ちになります。これからも友好を深めていきたいと思います。

2020年の抱負
2020年に私がやりたいと思っていることは、現地の教員や町の人々と共同で活動を企画していくことです。19年2月に赴任して以来、担当の授業やクラブ活動を準備、運営してきました。20年は「1人ではなく、誰かと一緒に」活動の幅を広げていきたいです。同僚と協力して低学年の授業を計画することや、他の隊員や町の人々と一緒に、子どもたちの進路選択の役に立つような企画を実施することなどに挑戦していきたいと考えています。

“愛”（ラブ／英語）
エリザベス・ムレレさん（福島さんの教え子／配属校を2019年に卒業）

愛は途切れることがなく、強いもの。そして誰かに幸せを届けることができるもの。だから、私は愛という言葉が好きです。

2020年の抱負
2020年に中学生になるので、いい成績で進学できるよう、勉強をがんばります。私は生物や環境の学習が好きで、生き物がどうやって環境に適応してきたかに興味を持っています。ほかにも、将来の成功につながる教科を学び、家族を幸せにしたいと思っています。夢は、自分の学校を開いて、子どもたちのために勉強を教えることです。中学校でも素敵な友達をつくり、先生や友達、家族への尊敬の気持ちと愛を忘れずに過ごしていきたいです。