
JICA海外協力隊への応募前から、合格後にやっておくべき基本的な事柄をまとめました。それぞれの項目の詳細はJICA海外協力隊のウェブサイトでご確認ください。
JICA海外協力隊への応募前から、合格後にやっておくべき基本的な事柄をまとめました。それぞれの項目の詳細はJICA海外協力隊のウェブサイトでご確認ください。
応募の前に健康診断の予約をしましょう! 健康診断を実施している施設やクリニックは特に春・秋は混み合っていることが多く、1カ月以上先の日程でしか予約できないこともあります。診断結果の提出が間に合わず応募できない例もあります。まずは医療機関に問い合わせ、健康診断の日程や検査可能な項目を確認しましょう。
合格後派遣に必要な予防接種を受けていただく場合があります。合格後、ご案内に従って受けていただきます。
海外在住の方も、できるだけ日本国内に住むご家族らの住所・電話番号を、家族連絡先に記入してください。
「職場への連絡不可」にチェックすれば、応募に関してこちらから許可なく職場に連絡することはありませんので、連絡を希望しない方は記入してください。
仕事を辞めずに参加する現職参加を希望する方は、ご自身で職場に相談し、派遣に向けて利用できる休職制度や研修制度などを確認してください。また、条件に合致する場合は、所属先が参加者の雇用を継続することを支援するための「現職参加促進費」を所属先にお支払いすることができます。
現地での生活にかかる費用に充てていただくため、国ごとに定められた金額の海外手当を支給します。住居は派遣国の政府かJICAが用意します。
派遣国などの条件により、支給される手当などの内容は異なります。
派遣中の処遇については、派遣前訓練でのオリエンテーションなどで詳しくご案内します。
年齢条件(募集期の最初の隊次の訓練開始時に20歳以上、応募期間最終日の年齢が70歳未満)をクリアしている応募期であるか確認してください。
以下のいずれかに当てはまる場合は、応募前にJICA海外協力隊募集事務局にご相談ください。
日本以外の国の国籍を持つ。
日本以外の国の長期滞在資格を持つ。
希望要請の「選考指定言語」の検定試験を受検してください。例えば英語の場合「英検3級もしくはTOEIC®で330点以上のスコア」などの必要条件があります。検定試験の結果を証明するもの(語学力証明書)を入手してください。
合格後活動に必要な言語は長期派遣者向け訓練で習得できます(語学訓練免除者研修受講者を除く)。
訓練に入る前も語学の勉強は続けてください。活動言語の独学が難しければ英語の勉強をしましょう。
パスポートは、原則として選考試験の合格後にJICAが公用旅券の発給手続きを行います。ただし、90日以内の短期派遣の場合は、派遣国によってご自身のパスポート(一般旅券)での渡航となる場合があります。
「 年金」「健康保険」「住民票」「税金」の手続きについては、選考試験の合格後にお住まいの市区町村の役場や年金事務所にお問い合わせください。
応募する区分を決めてください。
長期/短期
一般案件/シニア案件
応募する職種・要請を決めてください。
長期・一般案件…「職種」への応募
(複数職種可)
長期・シニア案件…「職種」への応募
(複数職種不可)
短期…「要請」への応募
(複数職種不可)
希望する要請で求められている技術・免許を習得・取得しておいてください。
希望する要請で求められている経験(実務経験・教員経験・指導経験・競技経験など)を積んでおいてください。
応募書類には「経験」の内容を詳しく書いてください。
合格後取得見込みの資格は、取得され次第、証明書を提出していただきます。
JICA海外協力隊事業やJICAの事業全般について、ウェブサイトなどで情報を入手し、整理しておいてください。
合格後それぞれの派遣先の情報(治安、交通、医療、生活事情などに関する情報)については、派遣前訓練や着任時のオリエンテーションなどで最新の情報をご提供します。
選考で重要な「健康審査」について注意点をまとめました。
JICA海外協力隊員の派遣国は、生活環境(気候、ライフラインなど)や文化的背景、医療事情(タイムリーに医療機関を受診できるかどうかなど)が、日本と大きく異なる場合がほとんどです。そのため、選考でも健康審査を慎重に行った上で、派遣の可否ならびに派遣国を判断しています。以下の事項に注意しつつ、日頃からの健康づくりを心がけてください。
応募時に提出された「問診票」と「健康診断書」を基に応募者の健康状態を審査します。提出された健康審査書類については、再検査や診断書の取り寄せなどが必要となることもあります。必ずご対応ください。
合格後に新たな傷病が発生した方には随時ご連絡をお願いしています。また、隊次ごとの訓練に入る前に必要な健康診断を受けていただきます。新たな傷病の状況や、健康診断の結果により、訓練への参加、派遣が取り消しとなる場合もあります。なお、派遣国によっては所定の追加検査が必要となる場合があります。
健康診断は、医療機関によっては予約がすぐには取れないことや、結果の入手に時間を要することがあります。マイページ登録することにより健康診断書式を早めに入手できるため、応募をお考えの方は、受診予約を早めにお願いします。
健康診断書の様式は、必ず各募集期のものを使用してください。異なる募集期のものや、医療機関独自の書式などは受けつけられず無効となります。
医療機関から受け取った診断書が封をされていた場合も必ずご自身で開封し、検査項目の漏れがないかなどを確認して、漏れがあれば速やかにその医療機関にご相談ください。未記入の項目があると選考対象外となってしまいます。
ご提出いただく健康診断書には血液型の記載が必要です。受診前に医療機関にもご説明ください。
健康審査書類を受領し、確認を進める上で、主治医からの診断書の取り寄せや、再検査を受診してその結果を提出していただく必要があるケースも少なくありません。連絡先としてご自身で指定されたメールアドレスは、応募後も小まめにチェックしてください。
BMI極度の肥満だけでなく、極度の痩せも、抵抗力が弱まって病気にかかりやすかったり、かかった場合の回復が遅れたりという可能性があり、決して見過ごせないものです。
LDL悪玉と呼ばれるコレステロールの値です。高すぎる場合は動脈硬化を引き起こす恐れがあります。
詳細についてはJICA海外協力隊ウェブサイト「健康診断について」をご参照ください。