


協力隊に応募して合格した方は派遣前訓練に臨むことになります。訓練期間は70日余りで、協力隊員として活動するために必要な知識や姿勢、有意義な活動や生活が行えるように、語学や文化理解のほか、海外で自分の身を守るために必要な能力を養います。今回は、国内2カ所ある訓練所のうち、中央アルプスの麓で豊かな自然に囲まれた駒ヶ根青年海外協力隊訓練所を訪ねました。
協力隊に応募して合格した方は派遣前訓練に臨むことになります。訓練期間は70日余りで、協力隊員として活動するために必要な知識や姿勢、有意義な活動や生活が行えるように、語学や文化理解のほか、海外で自分の身を守るために必要な能力を養います。今回は、国内2カ所ある訓練所のうち、中央アルプスの麓で豊かな自然に囲まれた駒ヶ根青年海外協力隊訓練所を訪ねました。
駒ヶ根青年海外協力隊訓練所・業務課(モロッコ/村落開発普及員/2012年度2次隊)
VRルーム
セイコーエプソン株式会社の協力で設置した設備で、見学者向けの映像クイズやGoogleストリートビューの映像を3画面に投影して臨場感ある映像体験ができる。
共有スペース
所内にはミーティングルームや座敷の談話スペースなど、さまざまな共有スペースがある。写真はプロジェクターを備えたサロン。
多目的ホール(森のステージ)
広い多目的ホールはスポーツのほか、式典などでも使用する。2階のスペースにはトレーニング機器があり自由に使える。
語学教室
語学は言語・レベル別に分かれて、少人数のクラスで学ぶ。教室では会話が飛び交い、活気に満ちている。
図書資料室
希少言語も含む語学書や国別資料などの参考図書がそろっている。語学の自習室として使う訓練生も多い。
講堂
大人数での集まりや各種講座の実施、ワークショップの際に使用する。写真は「派遣国での健康管理」講座の様子。
浴室
共同の大浴場は広くて清潔感がある。朝の運動をする訓練生のために早朝からシャワーを使えるようになっている。
居室
駒ヶ根訓練所は男性棟と女性棟に分かれていて、1人1部屋の居室には、机と椅子、ベッド、収納を備え、掃除や洗濯は各自で行う。
食堂
日替わりのメニューが「おいしい!」と好評の食堂。週に1回は派遣国の料理が提供される。
Text & Photo(訓練所スタッフ)=阿部純一(本誌) Photo=ホシカワミナコ 写真提供=取材にご協力いただいた各位