

ボリビア東部発祥で広く愛される伝統料理
 
 
		 
		 
		マハオはマハディートとも呼ばれ、ボリビア東部の低地で発祥した伝統料理ですが、全国的に広く食されています。肉食中心になりがちなボリビア料理の中では日本人の胃腸に優しいので、私も週に1度は食べていました。熱帯地域原産のウルクという植物の実で黄色く着色するのが特徴なのですが、パプリカパウダーやターメリック、サフランでも代用できます。具材はチャルケと呼ばれる干し肉が多いですが、今回は普通の肉を使うレシピを紹介しました。雑炊のように汁気の多いものとパエリヤのように乾いた質感のものがあり、店や家庭ごとのバリエーションが楽しめる料理でもあります。
 
		ボリビア/環境教育/2014年度1次隊・東京都出身
大学卒業後、撮影所勤務を経て協力隊に参加し、ボリビアの地方自治体でごみ分別の指導などを行った。帰国後は太陽光発電専門メディアや地方創生関連雑誌での記者・ライター業務を経て、現在は(一社)協力隊を育てる会に勤務。
レシピ・写真提供=飯渕一樹さん Text・再現料理・Photo(再現料理)=阿部純一(本誌)