

ソロモン男性隊員の汗で受け継がれる味
すべての材料を小鍋に入れ、一度沸騰させて火を止める。
器にスープを入れ(1人分250~300㎖)、かえしを混ぜて好みの濃さに味つけする。麺のほか、好みでニンニクみじん切り、湯がいた野菜、チャーシュー、味つけ卵などをトッピングする。
この料理の最大の難関は材料の確保です。二郎会を開催する2週間以上前から各メンバーが手分けして、いくつものスーパーなどをチェックし、手に入りにくいみりんやキャベツなどの確保に努めています。最初、麺は手打ちでしたが製麺機が使えるようになり大人数分の麺作りが可能になったり、日本に一時帰国した人にかん水を入手してもらったりして、本格的な味へと進化を続けています。(大串勇人さん)
ソロモン/体育/2023年度2次隊・神奈川県出身
初代会長・スープ担当。趣味のうどん打ちを応用してソロモンで二郎系ラーメン作りを始め、材料や製法を試行錯誤しながら形にしていった。
ソロモン/経営管理/2023年度7次隊・埼玉県出身
2代目会長・麺担当。料理は苦手だったが、ソロモン支所の職員が製麺機を持参していたことから、それを使えば自分にも麺作りができるのではと参加。
ソロモン/PCインストラクター/2023年度4次隊・神奈川県出身
3代目会長・かえし担当。さまざまな立場の人が参加する二郎会はざっくばらんな情報交換の場としても貴重なため、守っていきたいと会長を引き受けた。
レシピ・写真提供=ソロモンの二郎会の皆さん Text・再現料理・Photo(再現料理)=阿部純一(本誌)