任地の食生活に彩りを!隊員めし

今月の料理・モロッコ

温かく優しいモロッコの“おふくろの味”

ハリラ

From Morocco 任地の食生活に彩りを!隊員めし
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ハリラの材料(4~5人分)

タマネギ
2個
セロリ(葉の部分も)
1本
トマト缶(またはトマト2~3個)
1缶
コリアンダーリーフ(パクチー)
1束
パセリ
1束
ひよこ豆(水煮)
(水煮でない場合は一晩水に浸しておく)
300g
レンズ豆
50g
パスタ(手で折って5mmくらいにする)
10g
ターメリック
小さじ1~2
すりおろししょうが
小さじ1~2
鶏がらスープの素(もしくはコンソメ)
好みの量
小麦粉
少々
少々
こしょう
少々
700㎖~1ℓ

ハリラのレシピ

  1. タマネギ、セロリ、コリアンダーリーフ、パセリをみじん切りにする。ミキサーがあればミキサーで撹拌する。
  2. 大きめの鍋に水を700㎖~1ℓ、①とトマト、ひよこ豆、レンズ豆、ターメリック、すりおろししょうが、鶏がらスープの素を入れ、沸騰させたら弱火で40分ほど煮込む。圧力鍋があれば、圧力鍋で10分ほど加圧する。
  3. ②にパスタを入れ、ゆで上がったら少量の水で溶いた小麦粉でとろみをつけ、塩、こしょうで味を調えたら出来上がり。好みでクミンパウダー、レモン汁を振りかける。また、くし形に切ったレモンやコリアンダーリーフを添えると見た目もよい。

  4. ※上記の作り方のほか、好みの肉など(羊肉、牛肉、牛脂など)を一緒に煮込むとよりコクが出ておいしい。

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週に1度の日曜スーク(市場)にて。「大量に買い物をした後は、ロバが引く荷車で荷物も私もドナドナ。自動車が普及した今でも、入り組んだ旧市街や山道の移動に、ロバはモロッコの人々にとって身近な動物です」
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配属先の青年の家で活動を共にした仲間たちとの一枚。藤澤さんは、子どもたちに対してレクリエーション活動を行ったり、自主運営組織やクラブ活動を支援したりした

料理について

ハリラはモロッコで親しまれている温かくて優しい味の伝統的なスープです。トマトの酸味と豆のコク、スパイスの香りが一体となり、心と体にじんわり染みます。ラマダン(断食月)期間はフトール(日没直後の食事)に食べる定番料理であり、家庭ごとに味が異なる“おふくろの味”でもあります。レモンを搾れば爽やかで、甘いデーツや揚げ菓子と一緒に食べると、香りと甘味が調和して幸せな気分に。ハリラは、モロッコの人々の団らんと祈りの時間を支える大切な料理といえます。

藤澤礼香
藤澤礼香さん

モロッコ/青少年活動/
2010年度3次隊・岩手県出身

大学卒業後、協力隊に参加し、モロッコの「青年の家」やスポーツセンターにて、情操教育プログラムに取り組んだ。帰国後は、一般社団法人協力隊を育てる会に勤務しながら、OVが集う「国際協子研究所」の書記官や、講演会やセミナーを行う「粋な女子道」の国内外の活動にも関わっている。



レシピ・写真提供=藤澤礼香さん Text・再現料理・Photo(再現料理)=阿部純一(本誌)