浦田萌子さん
浦田萌子さん

小学校教育/2023年度3次隊・
北海道出身

暮らしている市、町、村

首都カンパラから北へ車で1時間半ほど離れた中山間地、ワキソ県メンデが任地です。標高約1,000mののどかな田舎町で、緑が多い地域です。配属先の小学校の敷地内にある教員住宅に住んでいるのですが、電気と水が通っておらず、学校敷地内の雨水タンクに毎日水をくみに行く生活です。乾期にはそのタンクも空になる時があり、さらに遠くにあるボアホールと呼ばれる共同井戸まで出かけます。水くみを助けてくれる子どもたちや運ぶのを手伝ってくれる方、洗濯をする女性たちなどとの出会いがあり、現地の人と交流できる貴重な場所となっています。

派遣国生活
ボアホールで、お互い協力してジェリ缶に水をくむ子どもたち
派遣国生活
自宅から歩いて20分ほどの、町のメインストリート。道にはたまに牛がのんびり歩いていることもある

活動の様子

配属先はメンデカレマメモリアル小学校という、全校児童数500人ほどの学校です。ウガンダでは小学校の学年がP1からP7の7学年に分かれていて、私は日本でいうと3~4年生に当たるP4学年で算数と体育の授業を行っています。男女比は4:6で女子が多く、授業は現地の先生と2人一組で行い、算数の授業では私はサポート役に徹することが多く、体育はほとんど私がメインで行っています。

派遣国生活
毎日1コマある算数の授業では、現地の先生と2人で授業を行う
派遣国生活
グラウンドをいっぱいに使ってラジオ体操を教える浦田さん。「ウガンダの子どもたちの体の柔軟さには驚きます」

住まい

教員住宅は4軒が連なる長屋構造で、室内の扉一枚でつながった隣家にはカウンターパート(以下、CP)一家が住んでいます。彼らとは家族同様で、休日には4人の子どもたちと遊びます。間取りは寝室ともう1部屋にトイレと浴室つき。ドアは二重ロックで敷地内には警備員もおり、セキュリティはしっかりしています。室内に虫やネズミが時々出ること以外は、総じて快適な家です。

派遣国生活
コンパクトだが使いやすい寝室。ベッドには蚊帳がかかっている
派遣国生活
トイレは用を足した後、自分で水をくんで流すスタイル。シャワーは大きいたるのような容器の中に入ってじかに水浴びをしている

食べ物

朝食と夕食はほぼ毎日CPが作ってくれて、昼は学校で給食を食べています。朝は近所の店が学校に売りに来る「サモサ」という揚げたスナックや、野菜入りのオムレツを薄焼きパンで巻いた「ロレックス(※)」などを児童たちと一緒に食べることもあります。給食は毎日ほぼ同じメニューで、トウモロコシをすりつぶした「ポショ」という主食に豆のスープをかけたもの。夕食では、調理用バナナを蒸した「マトケ」というウガンダの代表的な主食に、揚げた魚やトマトペーストのスープを合わせたメニューが私の大好物です。

※ロレックス…薄焼きパンでオムレツを巻いたもの。Rolled eggsの略称で、ウガンダで人気のストリートフード。

派遣国生活
マトケに落花生のソースをかけたもの
派遣国生活
CP手作りの夕食。揚げた魚と青菜炒め、ご飯、パスタの盛り合わせに刻んだニンジンなどのサラダで彩りも栄養もたっぷり。魚はビクトリア湖で捕れるティラピアで、臭みもなくおいしいという
派遣国生活
ポショと豆のスープの給食。時間になると配膳係の先生の前には、児童たちの長い列ができる。

写真提供=浦田萌子さん Text=成松佳子(本誌)