青木美紀さん
青木美紀 さん

モルディブ/障害児・者支援/2025年度2次隊・北海道出身

幼少期に途上国についての番組を見て、国際協力に関心を抱きました。その後社会人となり、仕事も子育ても一段落した今、「国際協力の現場で活動したい」という気持ちをかなえたいと思い協力隊に応募しました。訓練では多くの仲間との合宿生活に最初は戸惑いましたが、同じ志の仲間と励まし合いながら全力で取り組んでいます。

青木さんの一日

5:00~8:10起床・朝食など
青年海外協力隊訓練所に行ってきました!

朝は5:00から居室外の共用スペースでの自習や屋外での運動(体育館などは5:30から)が可能で、訓練所の周囲でランニングをする人もいる。朝食は各自食堂で7:10から8:00の間に取る。

私は毎朝4:00起きで掃除と身支度を済ませて、5:00から7:00は英語の自習に充てています。研修棟に向かう途中にある渡り廊下から見える朝日や雲海はとても美しく、通るたびに頑張ろうという気持ちになります
8:10朝の集い

毎朝、訓練生全員が集合して、派遣国の国旗紹介や連絡事項の伝達を行う。通常は建物前の広場に集まるが、悪天候や隊歌練習などで屋内実施となる場合もある。

青年海外協力隊訓練所に行ってきました!
青年海外協力隊訓練所に行ってきました!
8:45~語学授業
青年海外協力隊訓練所に行ってきました!

午前中は1コマ50分の授業が3コマある。語学は講師1人に対して訓練生数人と少人数体制で、集中的に勉強できる。モルディブ派遣の青木さんが学ぶのは英語。

この日はクイズ形式での授業で、語学力だけでなくコミュニケーション力も必要。自分の苦手な部分があっても先生と仲間がいつも励ましてくれます。少しずつですが、英語での環境に慣れてきたと感じます
11:35~13:00昼食(昼休憩)
青年海外協力隊訓練所に行ってきました!

食堂のメニューは栄養バランスを考慮して和食が多いが、週1回は派遣国の料理も出る。この日の昼食はエジプト・レバノン料理で、メインのコシャリ(現地風まぜご飯)など合わせて859kcal。

青年海外協力隊訓練所に行ってきました!
訓練生同士で、任地でどんなことをしたいかなど、いろいろな関心事を話しながら取る昼食は楽しい時間です
13:00~17:00語学授業や講堂での全体講義、自習など

午後の授業・講座は4コマ。語学授業以外にも、講堂での健康・安全管理などの講座や各種オリエンテーションがあったり、日によっては予防接種や自習の時間が設けられたりする。取材当日は「海外における安全対策 一般犯罪・テロ対策」の全員参加の講座が行われ、前半は座学、後半は実践での講義となった。実践編では、実際にテロや強盗などのトラブルに遭遇した時の対処法を、グループやペアで実技演習する訓練を行った。

17:00~夕食や入浴など
青年海外協力隊訓練所に行ってきました!

通常は夕食から消灯まで自由時間なので、自習や身辺整理、訓練生自身が企画運営方法を実践して実施後に改善策を学ぶ「自主講座」など、好きなことをして過ごせる。訓練生は生活管理や各種の連絡のため、職種・派遣国が混在した15人ほどの「生活班」に分けられていて、日によってはこの時間に生活班のミーティングが行われる。
※なお、訓練所内は自由時間も含めて飲酒禁止。

私は手話ダンスの自主講座などを仲間と一緒に行っています。手話ダンスは手話を使ったダンスで、札幌で仕事をしていた頃に始めたものを、訓練所で結成したバンドと共に行っています
23:00消灯

翌朝5:00までは宿泊棟の居室内で過ごす。

休日の過ごし方

私は休日もほとんど自習をしていますが、たまに同じ語学クラスの訓練生同士で、二本松市内の薬膳カフェなどに出かけたりもします。訓練所は安達太良山の中腹にあり、元々山登りが好きなので、訓練期間が終わるまでには登ってみたいと思っています。

Text=成松佳子(本誌) Photo=阿部純一(本誌) 写真提供=二本松青年海外協力隊訓練所