任地の食生活に彩りを!隊員めし

今月の料理

パラグアイ隊員から教わりました!

ほろほろとした食感が魅力の菓子

アルファフォーレス

任地の食生活に彩りを!隊員めし

アルファフォーレスの材料(12個分)

〈生地の材料〉
薄力粉
55g
コーンスターチ
95g
ベーキングパウダー
小さじ1/2
バター(無塩)
60g
粉糖
50g
卵黄
1個分
レモンまたはライムの皮(すりおろし)
1/2個分
打ち粉(薄力粉など)
適量
ココナッツファイン(※)
適量
 ※ココナッツファイン…ココナッツの実を乾燥させ粗く砕いたもの。
ザクザクとした食感と甘み、ほのかな香りがある。
〈ドゥルセデレチェの材料〉

※ドゥルセデレチェ(キャラメル色のミルクジャム)は市販のものが手に入れば1瓶。

砂糖
100g
牛乳
500㎖
重曹(省略可)
小さじ1/2
バニラエッセンス(省略可)
小さじ2

アルファフォーレスのレシピ

    〈生地を作る〉
  1. ボウルに室温でやわらかくしたバターと粉糖を入れ、白っぽいクリーム状になるまでヘラなどですり混ぜる。
  2. ①に卵黄をスプーン1杯ずつ加えてその都度混ぜ、次にレモンの皮も加えて混ぜる。
  3. 薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーを合わせ、ざるでふるいながら②に加えて混ぜ、ひとまとめにしてビニール袋に入れ冷蔵庫で30分休ませる。生地がまとまりづらい時は休ませる前に袋の中の生地を手のひらで何回か押しながらまとめると徐々にまとまってくる。
  4. オーブンを150℃に余熱しておく。
  5. 生地をめん棒で4~5㎜の厚さに延ばし(適宜打ち粉を使う)、直径4㎝くらいの丸い抜き型(小さめのコップで代用可)で抜き、クッキングシートを敷いた天板に並べてオーブンで20分ほど焼く。あまり焼き色をつけず白っぽく仕上げる。

    〈ドゥルセデレチェを作る〉
  1. 鍋に牛乳、砂糖、あれば重曹とバニラエッセンスを入れ、火をつける。沸騰したら弱火にして常に鍋底からかき混ぜながら、1時間ほど温める。煮立たせると膨張してあふれるので注意する。
  2. 硬いクリーム状になり、鍋底にヘラで筋をつけるといつまでも残るくらいの硬さになったら、火を止める。あまり硬くなるまで温めると、冷めた時にカチカチに硬まるので生地にのせた時に垂れない程度の固さでよい。
    ※市販のキャラメル40個(約180g)を牛乳100㎖で煮溶かし、クリーム状になるまで煮詰めてもできる。

    〈仕上げ〉

    生地の片面にドゥルセデレチェを塗り、もう1枚でサンドして、ふちにココナッツファインをまぶして出来上がり。

任地の食生活に彩りを!隊員めし
隊員時代、先住民族が多く暮らしているパラグアイ西部チャコ地方で料理講習会を開いた木村さん
任地の食生活に彩りを!隊員めし
農村の女性たちを対象に保存食作りや編み物作品の発表会を行った時の一枚

料理について

パラグアイでは小さな子どもの誕生日祝いが盛大に行われていて、そんな時に供されるタマゴボーロのようなほろほろとした食感のお菓子です。レシピではドゥルセデレチェを挟みましたが、グアバジャムを挟むのも一般的です。これはコーンスターチを使うお菓子ですが、トウモロコシの粉はよく料理に使われ、塩味のケーキのような料理「ソパパラグアージャ」もトウモロコシ粉を使ったパラグアイの伝統的な国民食です。

木村笑里子
木村笑里子
(旧姓 成田)さん

パラグアイ/家政/
1987年度1次隊・秋田県出身

短大卒業後、学生寮の厨房やレストランでの勤務を経て協力隊に参加。帰国後は結婚し、夫の赴任先であるブラジルで4年間を過ごす。その後、子育ての傍ら学校給食業務に勤務した。



レシピ・写真提供=木村笑里子さん Text・再現料理・Photo(再現料理)=阿部純一(本誌)