派遣国で生活を送るうち、配属先の活動以外にも、地域の問題点が見えてきて、「これさえ改善できれば、より良い生活ができるはず」「こんな設備があれば、より質の高い教育が受けられる」といった課題に気づくことがあるだろう。そこで活用を考えたいのが、一般社団法人協力隊を育てる会が実施している「小さなハートプロジェクト」である。
同プロジェクトは、そうした際に資金の面で隊員を手助けする事業だ。1991年に開始されて以来、2026年4月現在で600件以上が実現してきた。例を挙げると、「卓球を通してスラムの子どもたちに明るい未来を(ウガンダ)」「床から机へ、小学生の学びを変える(タンザニア)」「ミシンを使って女性たちの自立を目指す(セネガル)」などだ。
プロジェクトの立案から実現までにはいくつかの段階と押さえておくべきポイントがある。詳しくは同会のウェブサイトを参照してほしいが、以下で概要を紹介する。
