今月の料理
パプアニューギニア隊員から教わりました!
ミニマムな素材で堪能する本場の香り
北インド系チキンカレー
北インド系チキンカレーの材料(3人分)
【A】
- 鶏もも肉(皮つき)
- 450g
- 塩
- 6~7g
- レモン汁
- 12g
- おろしにんにく
- 20g
- おろししょうが
- 20g
- トマト
- 80g
- ターメリックパウダー
- 小さじ1
- チリパウダー
- 小さじ1
- クミンパウダー
- 小さじ5
- コリアンダーパウダー
- 小さじ3
- 砂糖
- 5g
【B】
- 植物油
- 25g(大さじ2)
- タマネギ
- 100g
- 水
- 100g(100㎖)
- パクチー(お好みで)
- 適量
※調理に使う鍋は直径22cm程度が最適。
北インド系チキンカレーのレシピ
- 鶏もも肉を大きめの一口サイズに切り、トマトを小さめのザク切り、タマネギをできるだけ薄くスライス、お好みでパクチーをみじん切りにする。
- ボウルに【A】をすべて入れよく混ぜてから、20分~1晩おく(1時間以上おく場合は乾燥防止にラップなどで覆う)。
- 鍋に【B】を入れて中火にかける。タマネギのふちが色づいてきたら、よく混ぜながら揚げ焼きし、薄茶色に揚がってきたら火を止める。そこに②と水を加え、よく混ぜて、ふたをして再び中火にかける。
- 沸騰したら弱火にし、時々混ぜながら30分間煮る。もし水分が少なくなり焦げつきそうになったら、水を30~50g加える(分量外)。パクチーを入れる場合は食べる直前にカレーに混ぜ込む。
ポイント
1 缶詰のトマトではなく生のトマトを使う。
2 鶏肉をスパイスで漬け込んで、最低20分おくことで味がしみ込みおいしくなる。
3 タマネギを揚げ焼きする際、色がつきはじめたら急に色が変わるので注意。よほど真っ黒に焦がさない限り、おいしく仕上がる。
隊員時代はパプアニューギニアの農村で、健康増進や食の多様化を目的とし、住民への料理指導などの活動を行った
内藤さんはスパイス計画の活動を通じて、多くの人に料理と、そこに込めた“思い”を届けている
料理について
スパイス料理の魅力の一つは、料理の香りをかぐことで現地の気分を味わえることにあります。私が旅したどの国にも独自のスパイスの調合があり、その香りを再現することで、国の風景を思い出すことができます。また、スパイスの組み合わせや分量を少し変えるだけで印象がガラッと変わる、作っても楽しい料理です。ご紹介したカレーは、現役隊員の方でも入手しやすいオーソドックスな材料を使ったレシピです。コツをつかんだら、ぜひ自分のオリジナルな組み合わせにもチャレンジしてみてください。
内藤直樹
さん
パプアニューギニア/
コミュニティ開発/
2013年度4次隊・兵庫県出身
大学卒業後、食品メーカー勤務、アジア放浪を経て、協力隊に参加。帰国後、レストランでの勤務を経験し、2019年に「スパイス計画」を立ち上げる。南アジア各地の家庭やレストランのキッチンを訪ね、風土に根指した料理を写真とレシピで記録。「食」にまつわる執筆を行い、その記録を基にして商品開発や料理教室、ポップアップレストランを日本各地で開催している。
レシピ・写真提供=内藤直樹さん Text・再現料理・Photo(再現料理)=阿部純一(本誌)