No.02African Bakery Cafe Namitete(ナミテテ)
アフリカ定番の軽食「マンダジ」や創作パンの「アフリカパン」、一般の菓子パン・調理パンなどを販売。テイクアウトとカフェ利用がともに可能。
住所:新潟県新潟市西区みずき野1丁目12-8
営業時間:平日8:00~18:00 休日7:00~18:00
定休日:毎週水曜日+不定休
アフリカ定番の軽食「マンダジ」や創作パンの「アフリカパン」、一般の菓子パン・調理パンなどを販売。テイクアウトとカフェ利用がともに可能。
住所:新潟県新潟市西区みずき野1丁目12-8
営業時間:平日8:00~18:00 休日7:00~18:00
定休日:毎週水曜日+不定休
マラウイ/臨床検査技師/1987年度3次隊・新潟県出身
臨床検査技師として5年間勤務した後、協力隊員としてマラウイで活動。帰国後は大学・大学院で開発学と感染症について研究し、2003年からザンビアのHIV・結核対策プロジェクトにJICA専門家として参加。07年に新潟市で「ナミテテ」を開業して取締役・マネージャーを務める。
工藤知子さんが、同じくOVでパン職人となった夫の工藤 智さん(マラウイ/SE/1988年度3次隊)と開いたベーカリーカフェ。店名は2人が出会ったマラウイの小さな村の名前に由来し、2007年の開業から来年で20周年を迎える。常時100種類余りのパンを販売しており、パンや自家栽培野菜のサラダ・ランチなどを楽しめるカフェを併設している。看板商品はマラウイ時代の同僚に教わったレシピで作る「マンダジ」だ。東アフリカでおやつとして親しまれている揚げパンで、全粒粉を使用しているため栄養価が高く食べ応えもあり、香辛料が利いてスパイシー。「アフリカの“本物”を届けたい」と開店当初から提供している。また、50種類ほどある「アフリカパン」はアフリカをイメージした創作パンで、ドライフルーツやナッツをふんだんに使った力強い味わいが特徴。現地の風物に関連付けた「キリンのおやつ」「カメレオンの涙」「酋長のパン」などの商品名も心をくすぐる。
協力隊を経てJICA専門家として活動していた工藤さんは、元々は店舗の立ち上げが終わったら国際協力の現場へ戻るつもりでいた。ところが、店で自閉症の子どもと出会い、障害のある人の社会参加の困難さを目の当たりにしたことで、日本における課題に目が向いた。「身近な場所で困っている人に寄り添いたい」との思いから、長らく障害者の雇用を続けており、現在は西アフリカ・トーゴ出身の男性もパン職人として雇っている。「パンを通じてアフリカへの関心を高めてアフリカ的な寛容性や共生の精神を伝えたい。また、利潤追求に偏らず人を主体とする経営の在り方も、世に訴えていきたいです」
工藤さんの国際協力は、場所と形を変えて今も続いている。
Text=油科真弓 写真提供=工藤知子さん