今月の料理
ホンジュラス隊員から教わりました!
野菜の栄養たっぷり取れて腹持ちバッチリ
WANTAN(ワンタン)
WANTANの材料(14個前後・3~4人分)
【WANTANの具】
- ジャガイモ
- 150g(大1個)
- インゲンマメ
- 40g(4~5本)
- ニンジン
- 80g(2/3本)
- 米(省略可能)
- 30g(大さじ3)
- 塩
- 適量(小さじ1/2)
※インゲンマメとニンジンが入手できなければ、他の野菜でもよい。緑系と赤系の野菜を入れると彩りが良くなる。
【皮】(手に入る場合は市販品でOK)
- 小麦粉
- 200g
- 湯(40℃前後)
- 100㎖
- 揚げ油
- 適量
WANTANのレシピ
【皮を作る】※編集室提供レシピ
- ボウルに小麦粉(薄力粉)と湯を入れて水気がなくなるまで箸で混ぜ、まとまってきたら手でこねる。手のひらの付け根に体重をかけて押し出すようにしながら3分程度こねる。
- 生地の表面が滑らかになったら丸め、ラップで包んで1時間ほど休ませる。
- 1時間後にもう一度こねて手でなるべく平らに延ばし、打ち粉(分量外の小麦粉)をしながら麺棒で延ばしていく。縦方向に伸ばしたら90°回転させて延ばす、という作業を繰り返しできるだけ薄くする。
- 延ばし終わったら包丁で大きな四角形になるように余分な部分を切り、さらに約8㎝四方の正方形に切り分ける。余分の部分もまとめてもう一度延ばし、同じように切る。打ち粉をしつつ重ねてラップで包み乾燥しないようにしておく。
【WANTANを仕上げる】
- ジャガイモの皮をむいて8等分に切り、鍋でジャガイモがかぶる程度の水でゆでる。軟らかくなったら鍋から出して水気を切る(ゆで時間は6分程度が目安)。ボウルに入れてフォークの背などでつぶす。
- 小鍋で米をゆでる。米の高さの3倍くらいの水を入れ、10分程度ゆでて軟らかくなったらざるに上げて水気を切る(調理済みの米があれば味付きであってもそれを使うと楽)。
- ニンジンとインゲンマメをみじん切りにして、少量の油を引いたフライパンで炒める。中火で2分ほど炒めたら皿に上げて粗熱を取っておく。
- ①のボウルに②、③を入れて混ぜ、塩で味を調える。
- 皮の中央に④を大さじ1程度のせ、皮の端に水をつけ、三角形に折り畳むように包む。
- フライパンか鍋にたっぷりの油を熱して⑤を揚げる。油の温度は180℃(箸を入れると細かい泡が出る)が適し、油の温度が下がらないよう、数個ずつ揚げる。5分程度揚げてきつね色になったら油を切り、盛り付ける。
実習で紹介する巻きずしを試作する同僚のミルナ先生。「きゅうりの酢の物など日本食も紹介したほか、抹茶をたてたことも。彼女と共に授業に打ち込んだ時間は、大切な宝物です」
清さんは地方都市の技術中高校で、洋裁や家庭料理、菓子作りなどの技術を指導した
料理について
WANTANは、配属先の調理実習で、菓子など甘い物ばかりでなく、栄養豊富な野菜を、新しい方法で食べることを覚えてほしくて考えたレシピです。当時のホンジュラスでは中華料理が好かれていたため、ワンタンなら受け入れてくれるのではと思いました。生徒たちと一緒に作り、試食して「おいしい!」と笑顔がこぼれた様子を見て、ほっとしたのを覚えています。校内で販売したところ大人気で完売! 売り上げを次の実習の材料購入費に充てることができたことも思い出です。
清 夕香子
さん
ホンジュラス/家政・生活改善/
2014年度3次隊・愛知県出身
大学卒業後、衣料関係の会社勤務やカナダでのワーキングホリデーを経て、協力隊員としてホンジュラスへ赴任。中学校の家庭科授業の改善のため、教材作りや栄養教育、調理実習、手工芸の授業などを行った。帰国後はメキシコへ渡り、現地の日系企業で総務や日本人駐在員の生活サポートに従事。現在もメキシコで働きながら家族と暮らしている。
レシピ・写真提供=清 夕香子さん Text・再現料理・Photo(再現料理)=阿部純一(本誌)