活動内容・実績
バヌアツ代表チームのコーチとして、主に中長距離種目の指導にあたっています。また、陸上競技やランニングをさらに盛り上げるために、省庁や他職種の隊員と連携した大会の企画なども行っています。スポーツに対する常識や価値観の違いはありますが、この国にあった陸上競技・ランニング文化の形を模索しています。大変なことも多いですが、代表チームで指導した選手が、国際大会で金メダルをとったときの感動は忘れられません。まさに「スポーツは国境を超える」を感じた瞬間でした。
帰国後の活動
帰国後は国際開発に携わりたいと考えています。ただ、国際協力の世界に足を踏み入れて実際に活動を行うことで、価値観や将来のキャリアに対する心境の変化もあり、具体的な分野はまだ決め切れていません。色々なチャレンジができる協力隊での活動期間中に、自分に合うものを見つけたいです。
2020年への想い
現在、東京オリンピック出場に向けて日々指導をしています。 国内外の行く先々で「トーキョー」という単語を耳にする今、世界が東京での国際大会に向けて動いていることを実感しています。全世界から注目を集めているこの大会が素晴らしいものになることを期待しています。
応募者に向けたメッセージ
常識や文化が全く違う相手に指導することの難しさを感じる一方、自分のオリジナルを創り上げていく過程に充実感があります。他国の代表チームの指導に携われる貴重な機会やその経験は、JICA海外協力隊のスポーツ隊員でしか得られない、ユニークな強みとなるはずです。新卒での参加となりましたが、あの時一歩を踏み出して本当に良かったと思っています。
