名   前:蛭田義洋
								スポーツ名:柔道
								派 遣 国:ミャンマー
								派 遣 期 間:2018年7月〜2020年7月

活動内容・実績

マンダレーの国立体育学校で、14〜18歳の生徒に柔道の技術指導を行っています。配属先の活動以外には、ミャンマー柔道連盟のナショナルチームへの指導や、国内の指導者セミナーでの指導、地元の子どもたちを対象とした夏休み柔道教室などの活動を行っています。指導を続けていくうちに、体力・技術の向上はもちろん、礼法・挨拶・感謝・敬意・清掃や整理整頓などの基本的生活習慣が身に付き、柔道の最も大切な「心」の成長が見られたことが一番の成果です。

帰国後の活動

ミャンマーでは、日本人ということで私にも多くの期待をよせていただきました。そして、自分が指導者としてまだまだ未熟であることに改めて気付くことができました。帰国後は、指導者として一層精進していきたいと思います。また帰国後も、柔道を通じて世界とつながりたいと考えています。

2020年への想い

柔道の創始者である嘉納治五郎師範が生前に尽力したオリンピック。56年ぶりの東京での開催が間近に迫りました。ミャンマーではオリンピックの知名度はまだまだ低いので、TOKYO2020を機に、ミャンマーはもちろん、世界中の人々にこの大会を知ってもらい、世界平和の輪が広がることを願っています。

応募者に向けたメッセージ

スポーツ指導は技術指導だけではなく、スポーツを通しての道徳教育や食育、環境教育など多様な関わり方があり、開発途上国では多くのニーズがあります。スポーツは世界共通言語です。活動では現地の方々を支援するだけでなく、自分自身も大きく成長することができる素晴らしい経験ができます。

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