活動内容・実績
ラオス柔道連盟に所属して、ナショナルチームや小中高校生の指導、国内大会や演武会の企画・運営サポートを行っています。当初は選手がなかなか練習に来ない時期もありましたが、徐々に意欲的になり、自主練までするようになりました。選手同士のコミュニケーションも増え、自分が教わったテクニックを他の選手に教える姿が見られたときは、本当に嬉しかったです。東南アジア11ヶ国が参加した国際大会では、投の形2位、柔の形2位、81級3位という成績を残した選手たちがおり、成長が結果としてあらわれました。
帰国後の活動
日本で保健体育の教員になりたいと思っています。ラオスで見た選手たちの変化と成長は、指導者として柔道に携わっていくにあたって、貴重な財産となりました。また、柔道というすばらしい文化を外国の方や柔道になじみのない方に知ってもらう普及活動も行っていきたいです。
2020年への想い
ラオスはまだまだ柔道の普及が進んでおらず、選手たちには試合経験が足りません。しかし、2020年の国際大会にラオスの選手が出る可能性は十分にあります。その時は、しっかりとサポートしたいと思っています。大きな舞台での経験が、選手のさらなる成長につながっていくはずです。
応募者に向けたメッセージ
選手時代の実績の有無は、このJICA海外協力隊には関係がありません。競技をする中で身につけた技術や精神、これまで培ってきた経験は、どれも価値があるものです。教えられることはたくさんあります。もし迷っているのであれば、勇気を出して応募してみてください!