国際緊急援助隊の派遣に関して
国際緊急援助隊員にはどうやったらなれるのか
国際緊急援助隊員(注)には、国や地方自治体、独立行政法人などの職員で公務として派遣される隊員のほかに、民間企業等から国際緊急援助嘱託としてJICAが人員を確保することがあります。医療チームの場合はチーム活動に必要な専門技術、年齢、語学力、健康状態といった要件を備えた人が登録しています。将来的な派遣に備えて国際緊急援助隊医療チームの要員登録を希望される方は、下記リンクをご覧下さい。
- (注)国際緊急援助隊は「救助チーム」、「医療チーム」、「専門家チーム」及び「自衛隊部隊」の4種類に大別されます。
現在、被災地に派遣されているチームに入りたい
既に現地に派遣されているチームに活動途中で隊員として追加してほしいという個人のお申し出についてはお断りしております。国際緊急援助隊として派遣されている隊員は、普段からJICAが実施する研修・訓練を受けている必要があり、また研修・訓練を受けている方であっても、被災地へのアクセスや本邦との通信手段が非常に限られていることなどの理由から、途中から参加することで派遣されているチームの機動力と安全性を損ないかねないことから、隊としてまとめて行動することを優先しているためです。
○○国で大きな災害が起きたのに、なぜ国際緊急援助隊が派遣されないのか
国際緊急援助隊の派遣は、あくまでも被災国政府や国際機関が他国の支援を必要だと判断し、日本政府に対して要請があった時にのみ、行われます。大規模な災害が海外で起きた際、外務省やJICAでは通常、被災国政府等に対し、お見舞いの言葉と共に支援の用意があることを伝え、要請の意図があるかどうかを確認しますが、国際支援は必要ないとされた場合、被災国の意図を尊重して国際緊急援助隊を派遣することはありません。
被災国を支援したい
被災国へ寄付をしたい
JICAでは国際緊急援助に特化した寄付は受け付けておりません。途上国の人びとへの支援一般については、JICA寄附サイトをご覧下さい。
寄贈をしたい
JICAが実施する被災国への物資供与は、先方政府などの要請に基づき、必要とされたものを備蓄物資の中から選定、あるいは緊急調達を行い供与しています。被災国のニーズに基づき広く一般に公募を行う場合以外は寄贈を受け付けておりません。
こちらもご参照下さい
お知らせ・イベント情報
公開訓練や展示のご案内は随時こちらに掲載しております。
関連リンク
世界の災害情報収集に役立つサイトや、災害支援に携わる他組織のサイトなどを紹介しています。
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