CJCC:日本留学フェア2019が開催されました

2019年10月6日

都バスで訪れた高校生

2019年10月5日、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)にて日本留学フェアが開催されました。このイベントは日本留学を希望するカンボジア人の学生を対象に日本留学に関する情報提供を行い、日本への留学生を増やすことを目的として毎年開催しています。今年は立命館アジア太平洋大学と亜細亜大学、文部科学省日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点の3機関が参加しました。

フェア前日の10月4日は各機関毎のご希望に合わせ、王立プノンペン大学日本語学科、王立農業大学、王立法経済大学、トゥールトンポン高校を訪問し日本留学に興味を持つ学生にプレゼンテーションを行いました。夜はカンボジアの教育機関関係者もとのネットワーキングを実施し、参加者との間で積極的な交流が行われました。

各大学の発表を熱心に聞き入る学生たち

留学フェア当日は、プノンペン都バス公社の協力を得てプノンペン都内の3つの高校とCJCC間の学生送迎を実施しました。大学紹介のプレゼンテーションでは、部屋が満席になったため、急遽ライブビューイング会場を設けて対応しました。CJCCのFacebookページでも動画のライブ配信をおこない、会場に来られなかった人に向けて情報発信をしました。

また、参加機関によるプレゼンテーションだけでなく各ブースでの学生、ご両親の個別相談の他、先輩留学生の経験談や在カンボジア日本国大使館による文科省国費留学制度説明が行われました。今年は昨年より多くの学生に参加していただき、親子連れでの参加も目立ちました。学生は積極的にブースを訪れ大学や奨学金について質問をしていました。
本留学フェアは、当日のみならずフェアに参加いただいた大学の情報提供サービスを1年間継続して行っていきます。

ブースセッションの様子

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の平成30年度外国人留学生在籍状況調査結果によると、日本へ913人のカンボジア人学生が留学しています。今後もさらに日本へ留学する学生が増え、両国の友好関係を深めてられるよう、日本への留学支援活動を続けていきたいと思います。

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参加機関との集合写真