食用作物・稲作栽培
「食用作物・稲作栽培」隊員とは?
「食用作物・稲作栽培」隊員は以下のような活動を行います。
- ・国や大学・専門学校の農業部門での水稲・陸稲などの穀類やマメ類、イモ類などの食用作物の育種、品種改良等の研究支援
- ・食用作物(主にコメ)の普及・推進担当部署での農家巡回指導
- ・協同組合でのコメの収量の増加や品質向上に関する指導
その他、病虫害対策、土壌改善、環境循環型農業や有機農業などの普及、所得向上につながる農家経営支援、栄養改善や料理法の普及などに取り組む案件もあります。
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農業試験場の圃場で同僚と作業中(ウガンダ)
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導入予定の移植機の使い方を同僚達と確認中(ナミビア)
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農民たちと脱穀をしている様子(ナミビア)
「食用作物・稲作栽培」隊員には何が必要?
農業の実務経験がある方の他、以下の方々も歓迎です。
- ・農学、生物生産系の学部で食用作物や稲作を学び、それらに関する実験や実習を習得した方や、短期大学や農業大学校において稲作栽培の経験を持つ方
- ・企業などで農業資材(肥料、種子、育苗、病虫害防除等)の販売や農家へのアドバイス等を行った経験を持つ方
※資格条件として「実務経験」を求める要請が比較的多いため、応募前に農家や大学などで農業や実習経験があると活動の幅が広がります。
「食用作物・稲作栽培」隊員のシゴト Q&A
- 大学は農学部を卒業していませんが、「食用作物・稲作栽培」に応募できますか。
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農学部を卒業していなくても、要請内容に必要な知識や経験があれば、応募いただくことは可能です。例えば、農業大学校や農業高校、専門学校等で農業を学んだ方でも対応できる要請もあります。また、実家が農家もしくは農業関連の実務経験がある方であれば、応募できる要請もあります。
- 稲作栽培の実務経験がありません。「食用作物・稲作栽培」に応募できますか。
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大学等の実習で食用作物や稲作栽培の経験がある方は、実務経験相当の経験として考慮いたします。また、実家が農家で、播種(種まき)から収穫までの経験をお持ちの方も、要請によっては応募いただけるものもあります。
- 実家が農家で子供の時から手伝いをしてきました。このような経験でも「食用作物・稲作栽培」に応募できますか。
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食用作物や稲作の播種(種まき)から収穫までの経験をお持ちであれば、応募いただける要請もあります。ただし、基礎的な知識は身に付けておくことをお薦めします。最近はアフリカで稲作栽培を行う要請が多くなっています。そのため、特にネリカ米について知識を習得しておくと役立つことが多いです。
- 農家をしているので、2年間家を空けるわけにはいきません。短い期間でも応募できますか?
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派遣期間が1か月~1年未満の短期派遣という制度もあります。即戦力を問われることが多いので、ある程度の実務経験は求められます。
- 農業に非常に興味があります。農業の経験は全くありませんが、応募することはできますか?
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大学等で農学を学んだことがなく、且つ農業の経験が全くない場合は、途上国のニーズに応えることができませんので、応募いただいても合格はできません。農業の知識を学び、2年程度の実務経験を積んだ上での応募をお薦めします。最近はアフリカで稲作栽培を行う要請が多くなっています。そのため、特にネリカ米について知識を習得しておくと役立つことが多いです。
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