健康診断について【40~69歳の方】

2017年度春募集(一次選考合格者用)

  1. 健康診断書(ダウンロード版)(PDF/307KB)
  2. 健康診断書【記入例】(PDF/370KB)
  3. 健康診断書の実施について(シニア向け)(PDF/142KB)
  4. 健康診断書作成についてのお願い(医療機関にご持参ください)(PDF/139KB)

審査について

JICAボランティアの活動地域の多くは、日本とは異なり自然環境や生活環境等が厳しく、また医療事情、衛生状態も悪い開発途上国であり、症状によっては派遣継続が困難な事態に陥る可能性があります。
合否判定及び派遣国決定にあたって極めて重要な情報となりますので、問診票は正確に申告してください。未申告または虚偽の申告があった場合は派遣中止や派遣期間の短縮となります。この場合、手当や旅費等の返還をしていただくことがあるほか、療養費給付が受けられないことがあります。

健康診断の検査項目と一般的基準値一覧(PDF/250KB)

  1. 健康診断で異常を認めた場合、単一項目だけではなく、異常を示した項目と関連した検査値や既往症・受入国の医療事情等を考慮し、総合的に判断します。
  2. 現在治療中の疾患については、その病状が安定しており、かつ開発途上国でも治療を継続することで健康維持が可能かどうか審査します。
  3. 健康診断の結果、治療が必要な疾患が発見されることがありますが、治療の開始によって病状が安定し、開発途上国でも健康維持が可能かどうか審査します。
  4. 日本では、日常生活に支障がない、あるいは治療が必要ない疾患でも、現地での生活により悪化が予測される場合や急な発作が予測される疾患については慎重に審査します。また、Rh-などの希少な血液型については現地の医療事情を考慮し、希望国への派遣が不可となる場合があります。
  5. 下記のような疾患で現在治療中もしくは既往症がある方で、健康上円滑な協力活動が困難と判断される場合には不合格となります。
病名等 病状参考例等
肥満・やせ 肥満の方は脂質異常症、高血圧等の生活習慣病になる可能性があります。また、やせの方は、抵抗力が弱いため病気にかかりやすい上、病気になった場合は治療期間が長引く可能性があります。日頃から暴飲暴食を避け、栄養バランスのとれた食生活を心掛けるようにし、適正体重を維持するようにしましょう。
高血圧症 未治療やコントロール不良な高血圧症は合併症を併発する危険があります。
糖尿病 未治療やコントロール不良な糖尿病は合併症の併発が懸念される他、インシュリン注射により治療中の方や(既に症状が治まっている方も、インシュリン注射を使用している場合は同様)既に合併症を併発している方は、開発途上国での管理は非常に困難です。
高尿酸血症 尿酸値のコントロール不良な方は発作を起こす可能性があります。
気管支喘息 現在治療中の方や、最近発作を起こした方は、環境の変化やストレス等により発作を起こしやすくなります。
結核性疾患 現在治療中あるいは治療直後の方は、経過観察が必要です。
腎臓病 通院治療が必要な場合や、食事・運動制限が必要な方は開発途上国での管理は難しく、悪化し腎不全となると治療が困難です。
胃・十二指腸潰瘍 過去に繰り返し発症したことがある方は再発例が多いです。
現在症状のある方や手術直後の方は、食生活の変化により容易に悪化する可能性があります。
うつ・自律神経失調症・摂食障害・過敏性腸症候群・過換気症候群など 現在は治療中ではなくても、既往歴のある方は環境の変化やストレスによって再発する可能性があります。文化や母国語が違う国での治療は非常に困難です。
心筋梗塞・狭心症 心臓病が疑われる方は早期の治療が必要です。生活習慣の変化やストレスにより再発・悪化し、急死する可能性があるため、JICAでは派遣していません。
脳卒中 生活習慣の変化やストレスにより再発する可能性があるため、JICAでは派遣していません。
不整脈(心房細動) 心原性脳塞栓の発生が懸念されます。ペースメーカー等使用中の方は、JICAでは派遣していません。
肝機能障害 活動性肝炎(B・C型肝炎等)は治療上安静が必要です。悪化すると肝硬変や肝臓癌の可能性が高くなります。
胆石症 胆石の形状(大きさ・数等)によって、発作を起こす可能性の高いものがあります。国や地域によっては発作時の対応が困難な場合があります。
慢性腰痛症 受入国での活動では無理をしやすく、また乗り物での移動時間が長いため、再発や悪化が懸念されます。
悪性腫瘍(癌) 部位に関係なく、現在治療中あるいは手術後であっても定期健診が必要な方は、JICAでは派遣していません。
メタボリックシンドローム 血糖値や血圧がやや高い、肥満気味等一つ一つは大したことがなくてもこれらが重なると動脈硬化が促進され、脳卒中や心筋梗塞を起こし易い状態になります。肥満症・高血圧症・高脂血症・糖尿病は「死の四重奏」の異名を持ち、さらに喫煙習慣が加わると突然死の危険性が非常に高くなります。

受入国で健康な生活を送るために

  • 健康の維持・ストレス解消・異文化社会への適応についてご自分なりの方法を持ってください。
  • 単身赴任をお考えの方は、一通りの家事(特に調理)ができるよう準備が必要です。
  • 健康診断には歯科検診は含まれていませんが、歯科技術が信頼できない国や歯科診療ができない国があります。歯・歯肉の健康を見直してください。
シニア海外ボランティア
/日系社会シニア・ボランティア
短期ボランティア