派遣前訓練【シニア案件】

二次選考合格者には、原則として70日間程度の派遣前訓練を受けていただきます。

訓練は、海外協力活動を行うために必要な知識を学び、能力と資質を養うことが目的です。訓練中の身分は「シニア海外協力隊、日系社会シニア海外協力隊候補者」です。そして、全てのカリキュラムを受講し、所定の成果が認められると晴れて「シニア海外協力隊、日系社会シニア海外協力隊」として派遣されることになります。ただし語学の成績等、訓練の成果が著しく低い、社会性に欠ける行為が目立つ場合などJICA海外協力隊としての適性が不十分である場合には、派遣を取り止めることもあります。

訓練は、JICA二本松(福島県)、JICA駒ヶ根(長野県)のいずれかで実施します。訓練場所は、派遣される国によって決められます。なお、訓練期間中は、土曜日や祝祭日も平日と同様に課業があります。原則として、個人的な理由(卒業試験や資格試験、友人の結婚式等を含む)で課業を欠席することはできません。

また、訓練は青年海外協力隊、日系社会青年海外協力隊と合同で行います。

派遣前訓練の構成

コース 概要・目的
A. 語学 任地で活動するために必要となる言語に関し、自分の考えを伝え、相手の発言を理解するといった、基礎的知識と実践力を身に付ける。
B. JICA海外協力隊の基礎 国際協力に関する基礎的知識を得ると共に、海外協力隊として必要な態度や心構えについて理解を深める。また、海外協力隊経験の活かし方について検討を行う。
C. 活動手法 目標設定や進捗管理等の基礎的知識や、コミュニケーションスキル、現地の状況に応じて専門知識・技術を活用する方法等を学び、協力活動(地域実践)で実際に実践し、結果を踏まえ、学びを更に深めていく。
D. 社会的多様性理解・活用 自分の考えに拘らず、異なる社会・文化を理解・尊重し、また相手にも自国の社会・文化を伝え、異文化社会の中で生活・活動を適切に行っていこうとする姿勢を身につける。
E. 健康管理・安全管理 健康管理や安全管理に関する知識を身に付け、日本と異なる環境の中で、心身の健康や安全に配慮して活動・生活しようとする意識を持つ。
F. 各種オリエンテーション 訓練の概要や規則、派遣に際しての必要な手続きを理解する。また、赴任前に行う各種行事等について理解し、赴任準備を整える。

訓練言語(訓練所別)(2019年度)

訓練所 担当地域 訓練言語
二本松訓練所 東南アジア、東アジア、アフリカ、中東・欧州、中南米 英語、フランス語、ポルトガル語、インドネシア語、アラビア語、スワヒリ語、ラオ語、モンゴル語、ベトナム語、タイ語、クメール語、マレー語、エジプトアラビア語、ミャンマー語、中国語、テトゥン語、マダガスカル語
駒ヶ根訓練所 大洋州、中央アジア、南アジア、中南米、アフリカ(仏語圏) 英語、スペイン語、フランス語、ロシア語、シンハラ語、ネパール語、ウズベク語、ベンガル語、キルギス語、ポルトガル語、ヒンドゥ語、タミル語
  • *2019年度より一部変更の可能性あり
訓練所ってどんなところ?
要請の見方
シニア海外協力隊
/日系社会シニア海外協力隊
短期派遣